
前節は合計23本のシュートを放ちながらも、降格圏に沈むロリアンに完封負けを喫した9位スタッド・ランス。直近のリーグ戦では3試合未勝利と苦戦が続いている。4試合ぶりの白星を期す今節はホームに6位RCランスを迎えての一戦。日本代表FW伊東純也は2トップの一角として2試合連続でスタメンに名を連ねた。一方で同FW中村敬斗はベンチスタートとなっている。
【スコア】
スタッド・ランス 1-1 RCランス
【得点者】
1-0 41分 ウマル・ディアキテ(スタッド・ランス)
1-1 45+2分 ウェスレイ・サイード(RCランス)
https://news.yahoo.co.jp/articles/766a5967771635a83639a198f8428ec92dbe9da7
RCランス戦でアシストを記録した伊東純也

互いに決定的なチャンスを作れぬまま迎えた41分、スタッド・ランスは最終ラインから丁寧にパスを繋ぐと、マーシャル・ムネツィが右サイドに開いた伊東へ大きく展開。持ち上がった伊東がタイミングを見計らってグラウンダーのクロスを供給すると、走り込んだウマル・ディアキテがダイレクトで押し込みネットを揺らした。対するRCランスは45+2分、プジェミスワフ・フランコフスキのクロスにサイードが頭で合わせすぐさま試合を振り出しに戻す。
1-1で迎えた後半も拮抗した展開が続く。RCランスは55分、ボックス内左でFKのこぼれ球を拾ったサイードが柔らかく折り返すと、ファーサイドに詰めたアンジェロ・フルジーニがシュートを放つも、DFのブロックに阻まれゴールならず。対するスタッド・ランスは66分に決定機。伊東のスルーパスに抜け出したディアキテがフィニッシュに持ち込んだが、ボックス内からのシュートは枠の右へ外れた。
スタッド・ランスは71分に2枚替えを敢行し、中村をピッチへ送り込む。しかし試合の主導権を握ったのはRCランス。76分にはGKからのロングフィードに抜け出したジョアンネル・チャベスがゴール前へ送り、途中出場のモルガン・ギラヴォギが至近距離からシュートを放ったが枠を捉えることはできなかった。その後は両チームがゴールに迫り、中村の左からのクロスでチャンスを作るも得点には至らず。試合はこのまま1-1で終了した。
※アシストは2:57~