日本×スペイン|採点と寸評…流れを変えた堂安、三笘が勝利の立役者!! 田中、守田のダブルボランチや守備陣も大奮闘 | footcalcio

日本×スペイン|採点と寸評…流れを変えた堂安、三笘が勝利の立役者!! 田中、守田のダブルボランチや守備陣も大奮闘

ワールドカップA代表

1

◇W杯カタール大会1次リーグE組 日本2―1スペイン(2022年12月1日 ハリファ国際競技場)

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は1日、スペインと対戦。2ー1で逆転勝ちし、同組1位で決勝トーナメントに進出した。

“W杯の法則”を打ち破った。日本は初めて出場した98年フランス大会は1次リーグ敗退、日韓共催の02年大会は決勝トーナメントに進出して16強。以降、06年ドイツ大会1次リーグ敗退、10年南アフリカ大会16強、14年ブラジル大会1次リーグ敗退、18年ロシア大会16強と、1次リーグ敗退と16強を交互に繰り返していたが、今大会で初めて2大会連続の16強入りを決めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e0fcd0ee31750e06cd116b671a97b965057f9770

各選手の採点と寸評は以下の通り。

2

権田修一 6
11分にモラタにヘッドで決められて失点。つなぐ意識は感じられたが、上手くいかないシーンも。ただ後半はよく守った。

谷口彰悟 6.5
勝負のスペイン戦で遂にワールドカップデビューを飾る。3バックの左でプレーし、43分には渾身のシュートブロック。激しくいったところを何度かファウルを取られ、前半でイエローカードを1枚受けたが、後半もよく身体を張った。

板倉 滉 6.5
失点シーンでは後方にいたモラタにヘッドを許した。ハードなマークはここ2試合通りだったが、この日はマークに付きづらい場面も。それでも後半はよく跳ね返した。

吉田麻也 6.5
イエローカードを受けた際にはしっかり審判に抗議。前半はチームが難しい出来だったが、後半はしっかり最終ラインをコントロールした。最後の一線でしっかり身体を張った。

長友佑都 5.5(HT OUT)
左ウイングバックとして先発。左サイドのスペースを埋めたが、攻撃時には上手く絡めず。予定通りだったのかハーフタイムで交代。

久保建英 6(HT OUT)
よくディフェンスに走り、相手のパスコースをケア。カウンターにも顔を出したが、ハーフタイムでベンチに下がった。

守田英正 6.5
奪うところまでは良かったが、前半はそこからのつなぎがいま一つ。それでも守備での寄せで味方を助け、後半は素晴らしいプレー。

伊東純也 6.5
前半は低い位置に押し込まれた。しかし後半頭には一気呵成に前へ。堂安をサポートしながらゴールに貢献した。

鎌田大地 5.5(68分OUT)
3試合連続での先発でやはり疲れがあったか……。前半はプレーに張りがなく、不完全燃焼。後半は守備で頑張ったが、早めの交代に。

田中 碧 7(87分OUT)
前半は苦しいパフォーマンスも、後半は見違えるようなプレー。逆転弾も奪い、チームに勝利をもたらした。

前田大然 6(62分OUT)
評価が難しいプレーヤーのひとり。前半はチェイシングに走ったが、ポストプレーの精度は欠いた。だが、後半の2得点は彼の追い込みがあったからこそ。

交代出場

MAN OF THE MATCH
堂安 律 7.5
(HT IN)
後半頭から出場すると、チームを乗せるゴールを奪取!! 2点目にも絡み、勝利の立役者に。

三笘 薫 7.5(HT IN)
ギリギリのボールを折り返して田中のゴールをアシスト。左サイドで攻守に走りまくった。

浅野拓磨 6(62分IN)
カウンターの先導役に。69分の決定機は仕留め切りたかったが、よくボールを追った。

冨安健洋 6.5(68分 IN)
守備の対応力はさすが。負傷明けで状態が心配されたが、右サイドに蓋をした。

遠藤 航 ―(82分IN)
右膝痛で全体メニューに不在だったが、スクランブルで出場。ゲームをしっかり締めた。

監督
森保 一 7
スペイン対策として3-4-2-1を採用。前半の出来は褒められたものではなかったが、ハーフタイムでの交代策が見事に的中!! 堂安、三笘らがチームに勢いをもたらした。

【日本代表・総評】 7
今大会初めて3-4-2-1でスタート。ボールを持たれることを前提に守備時は5-4-1の形でスペインを迎え撃ったが、11分に先制点を奪われるなど前半は非常に苦しい出来。それでも後半頭から堂安、三笘を投入すると見違えるパフォーマンスを披露。ゲームプラン通りだったのかもしれないが、前半と後半で内容がまったく変わっただけに、評価も非常に難しいゲームに。それでもワールドカップでスペインを破る、ドイツ戦に続く大金星!!  スタジアムが大いに沸いた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8035920a823bea542d5ee9bf77207e1df6873478



決勝トーナメント・ベスト16は12月5日に行われ、グループ首位の日本代表はグループF2位のクロアチア代表と対戦する。

タイトルとURLをコピーしました