森保一監督に続投オファー提示 日本初のW杯2大会連続指揮へ | footcalcio

森保一監督に続投オファー提示 日本初のW杯2大会連続指揮へ

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日本サッカー協会が日本代表の次期監督として、カタールW杯でチームを率いた森保一氏(54)に一本化し、就任の正式オファーを提示したことが23日、関係者への取材で分かった。契約年数をめぐり、交渉の余地が残されているものの、就任に前向きな森保氏が受諾する可能性は高い。

https://news.yahoo.co.jp/articles/776b13858093f2f536d3823ae3b70cfc912de36d

続投に向け、森保氏と契約交渉を開始

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日本協会が続投に向け、森保氏と契約交渉を開始したことが分かった。18日に閉幕したカタールW杯後、技術委員会の反町康治委員長(58)を中心に後任監督の人選を本格化させ、この日までに条件提示を済ませた。以前から森保氏は「(オファーがあれば)前向きに考えたい」と明かしており、受諾する可能性が高い。これまで2大会連続でW杯を指揮した日本代表監督はいない。

後任の人選には、2026年米国・カナダ・メキシコ3か国共催W杯で「8強入りの可能性を高められる監督」と基準が設けられた。田嶋幸三会長ら協会幹部は、カタールW杯での16強を受け、森保監督の続投を支持。今大会も含め、4度はね返された8強の壁を、今後の成長で打ち破るとの目算が根拠になり、世論の後押しもあった。一方で、反町委員長はW杯前から前ドイツ代表監督のレーヴ氏らに接触するなど、外国人指揮官による戦術面での上積みを探っていた。

最終的には、勝利の重さを重視した。カタールW杯1次リーグでドイツ、スペイン相手に歴史的勝利を挙げた森保氏の手腕を評価し、協会としての方針を固めた。

日本代表監督は、2年契約が慣例となっているが、関係者によると、協会、森保氏の間で契約年数で詰めるべきポイントが残されているという。通例、または森保監督の希望より短い契約が提示されている可能性がある。

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契約がまとまれば、来年3月、東京・国立競技場で予定される国際親善試合が、“第2次森保政権”の初陣となる。森保氏が再びW杯8強に挑戦していく。
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