
ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)のダニエル・ファルケ監督はDF板倉滉がカタール・ワールドカップ(W杯)で見せたパフォーマンスに驚きを覚えなかったようだ。ドイツ紙『ビルト』がコメントを紹介した。
昨季はシャルケに送り出された板倉は今夏にマンチェスター・シティからの完全移籍でボルシアMGに加入。同クラブではすぐさまセンターバックとしてレギュラーに定着するも第5節マインツ戦でレッドカードを掲げられると、9月には練習で左膝の内側側副靭帯の部分断裂と重傷を負い、長期離脱を余儀なくされていた。
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「我々に好影響」

それでも板倉はW杯直前に実戦復帰を果たし、カタールのグループステージでは日本の3試合にフル出場。初戦のドイツ戦ではFW浅野拓磨の逆転弾をアシストするなどベスト16進出に貢献した。ベスト16のクロアチア戦こそ累積警告のため出場できなかったが、大舞台で印象に残った日本代表の1人となった。
ファルケ監督はそんな板倉について「彼は(チームを)リードし、リードすることを望む選手」とリーダー資質を有することを指摘。「W杯での試合は彼にとってポジティブだったし、それは我々にとってもポジティブなものだ」と続けつつ、その好パフォーマンスには必ずしも驚きを覚えなかったことを強調した。
「コウはうちでも本当に上手くやっていたのだからね。彼がケガする前、我々の守備陣は6節目までウニオン・ベルリンとともにリーグベストだった。彼が備える健全なアグレッシブさは我々に好影響をもたらしてくれる」
