首位に立つバルセロナと同勝ち点で並ぶレアル・アドリードは、守護神のGKティボー・クルトワが間に合わず、GKアンドリー・ルニンが先発。直近の試合で顔面に裂傷を負ったアントニオ・リュディッガーはベンチスタートとなり、前線の右サイドにフェデリコ・バルベルデを配する布陣で大一番に臨んだ。
一方、最終ラインに離脱者が続出しているバルセロナは、負傷離脱していたジュール・クンデが復帰し、センターバックの位置でプレー。左サイドバックにはアレハンドロ・バルデが入り、中盤にはガビではなく、フレンキー・デ・ヨングが起用された。
【スコア】
レアル・マドリード 3-1 バルセロナ
【得点者】
1-0 12分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
2-0 35分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)
2-1 84分 フェラン・トーレス(バルセロナ)
3-1 90+1分 ロドリゴ(PK/レアル・マドリード)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d6be0d443cecda4fd5ac1f09541b0a9747c1301
レアルがバルサに3-1勝利
試合が動いたのは12分、自陣左サイドでボールを持ったトニ・クロースが持ち上がり、ファウルを受けながらも左サイドのスペースへスルーパス。これを受けたヴィニシウスがボックス内に侵入してシュートを放つが、前に出てきたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの左手にゴールを阻まれた。しかし、こぼれたボールをゴール正面の位置にいたカリム・ベンゼマが左足でシュート。セルジ・ロベルトの足に当たったボールがゴールネットを揺らして、レアル・マドリードが先手を奪った。
ベンゼマの公式戦6試合ぶりのゴールでリードを奪ったレアル・マドリードに対して、追いかけるバルセロナも徐々にペースを掴んでいく。25分には右サイドでボールを持ったラフィーニャが左足でGKとDFの間にグラウンダーのパスを送り、ファーポスト際でロベルト・レヴァンドフスキが左足を伸ばしたが、ボールは無情にもクロスバーを超えた。
すると35分、劣勢を強いられていたレアル・マドリードがワンチャンスをモノにする。右サイドのカルバハルが前線にフィードしたボールがDFに当たって中央のヴィニシウスへ。そのヴィニシウスがマークを引き付けてフォローに入ったオーレリアン・チュアメニを経由し、ボールは左サイドのメンディに渡る。メンディはマイナスのパスを中央に送ると、ボックスの手前でフリーだったバルベルデが右足を一閃。グラウンダーのシュートがゴール左に決まり、リードを広げた。
両チームとも選手交代なく迎えた後半、立ち上がりはホームのレアル・マドリードペース。52分には、右サイドでボールを受けたベンゼマがカットインからゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールに。その後、バルセロナは60分に3枚替えを敢行。ジョルディ・アルバ、ガビ、フェラン・トーレスを送り出し、70分過ぎにはアンス・ファティを投入した。
すると77分、高い位置でのボール奪取からアンス・ファティが際どいミドルを放つがボールはゴールの右に。83分には、左サイドを突破したアンス・ファティがゴール前にセンタリングを送り、ファーサイドまで流れたボールをフェラン・トーレスが流し込み、バルセロナが1点差に迫った。さらに87分、ゴール前のこぼれに反応したアンス・ファティがジャンピングボレーでゴールを狙ったが枠を捉えきれなかった。
レアル・マドリードは終盤に、エドゥアルド・カマヴィンガ、ロドリゴ、リュディガー、マルコ・アセンシオを立て続けに投入して逃げ切りを図ると、カウンターからボックス内に侵入したロドリゴが足を踏まれ、VARの末にPKを獲得。これをロドリゴがしっかり決めて試合を決定づけた。結局、レアル・マドリードが3-1というスコアで勝利し、バルセロナと入れ替わる形で首位への浮上を果たした。
コメント
漢バルセロナ、クラブの未来を捨てタイトルを狙うも無事無冠へ
差があり過ぎて気の毒になった
シャビじゃタイトル取るの無理だって
○○○「アンチフットボールだ!」