ここまでCLで好調をキープしているベンフィカは、開幕戦でマッカビ・ハイファ(イスラエル)を2-0で下すと、続くユヴェントス戦も2-1で勝利、パリ・サンジェルマン(フランス)との連戦は双方ともに1-1のドローで終えたものの、この試合を引き分け以上で終えれば、他会場の結果に関係なく決勝トーナメントへの切符を掴むことができる。一方、ここまで1勝3敗のユヴェントスは、2位以内に入り込むためには後がない状況だ。この試合を制すると次節以降に希望が繋がるものの、それでもパリ・サンジェルマンとの一戦では勝利が必須。奇跡を起こすために、敵地での負けられない一戦を迎える。
ベンフィカは直近のプリメイラ・リーガ第10節ポルト戦(◯1-0)と同じ11名を送り出した。ニコラス・オタメンディ、アレハンドロ・グリマルド、ラファ・シルヴァらが並んでいる。一方、ユヴェントスも21日に行われたセリエA第11節エンポリ戦(◯4-0)から、フェデリコ・ガッティ1名のみの入れ替えに。レオナルド・ボヌッチ、フィリップ・コスティッチ、ドゥシャン・ヴラホヴィッチらが入った。
【スコア】
ベンフィカ 4-3 ユヴェントス
【得点者】
1-0 17分 アントニオ・シウヴァ(ベンフィカ)
1-1 22分 ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユヴェントス)
2-1 28分 ジョアン・マリオ(PK/ベンフィカ)
3-1 35分 ラファ・シルヴァ(ベンフィカ)
4-1 50分 ラファ・シルヴァ(ベンフィカ)
4-2 77分 アルカディウシュ・ミリク(ユヴェントス)
4-3 79分 ウェストン・マッケニー(ユヴェントス)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b55e5ee09683f1bd647ddb7a488993272c8e85e
ベンフィカがホームで4ゴール
対するユヴェントスは22分、コスティッチの蹴った左コーナーキックを頭で繋ぎ、ヴラホヴィッチがヘディングシュート。相手GKに弾かれたところをヴラホヴィッチが押し込んだ。一度はオフサイドと判定されたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリーの結果ヴラホヴィッチのポジションはオンサイドだったことが確認され、ユヴェントスが試合を振り出しに戻した。
しかし、直後のプレーでベンフィカが反撃に出ると、グリマルドのクロスボールが跳ね返されたところからペナルティエリア内で混戦が生まれる。浮いたボールを処理しようとしたフアン・クアドラードのハンドが確認され、ベンフィカにPKが与えられた。このPKをジョアン・マリオが落ち着いて沈め、即座にベンフィカが勝ち越しに成功している。35分には中央でボールを引き出したラファ・シルヴァが右に展開し、ペナルティエリア内に走り込む。ジョアン・マリオからの折り返しを軸裏でオシャレに合わせ、ネットを揺らした。前半はこのままベンフィカが2点をリードして終了している。
後半に入っても試合の主導権を握ったのはベンフィカ。50分、ボヌッチのパスをインターセプトしたグリマルドがそのまま持ち運んでスルーパスを送ると、抜け出したラファ・シルヴァが技ありのループシュートを沈める。後半開始早々にベンフィカが勝利を決定的なものとした。
その後もベンフィカのペースで試合は進んだが、ユヴェントスは途中出場の2人が流れを変える。77分、左サイドでボールを持ったサミュエル・イリング・ジュニオールが縦に突破してクロスボールを送ると、アルカディウシュ・ミリクが左足でボレーシュートを叩き込んだ。さらに79分には再びイリング・ジュニオールの仕掛けからゴール前で混戦が生まれると、最後はウェストン・マッケニーが押し込む。ユヴェントスが点差を縮めた。
1点差まで追い上げたユヴェントスだったが反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎え、ベンフィカが勝利した。この結果、ベンフィカは決勝トーナメント進出を決めている。一方、ユヴェントスは9シーズンぶりにグループステージ敗退の憂き目を見ることとなった。
コメント
監督解任できない
解任したとしてもイタリア人縛り
補強する金もない
もう暗黒期突入ルート確定
ミランより堕ちるわ