
アーセナルは前節のアストン・ヴィラ戦で後半アディショナルタイムに劇的な2ゴールを挙げ、4-2で逆転勝利を飾った。それまではプレミアリーグ3試合連続で白星から見放されており、4試合ぶりの白星を飾った。暫定首位に立っていたマンチェスター・Cがノッティンガム・フォレストとのゲームをドローで終えたことから、再び首位に浮上。プレミアリーグ2連勝を狙う今節は14位のレスターの本拠地に乗り込む。レスターにとってはプレミアリーグ2試合ぶりの白星を狙う一戦だ。
アーセナルは前節からスターティングメンバーを1名変更。レアンドロ・トロサールが最前線へとポジションを移し、ガブリエウ・マルティネッリが先発に復帰した。冨安健洋はベンチからのスタートとなっている。一方、レスターは前節のマンチェスター・U戦から2名を入れ替え。デニス・プラートとウィルフレッド・ディディがスタメンに返り咲いた。
【スコア】
レスター 0-1 アーセナル
【得点者】
0-1 46分 ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/489fc151699d553285a0e4f8b11c62d71152ac41
マルティネッリが勝利を呼び込む先制弾

対するレスターは31分、ピッチ中央付近で相手のクリアボールを拾ったテテがスルーパスを通すと、抜け出したケレチ・イヘアナチョがゴールネットを揺らす。しかし、ここはイヘアナチョがオフサイドポジションにいたため先制点とはならず。前半はこのままスコアレスで終了した。
後半に入ると立ち上がりに均衡が破れる。46分、自陣でルーズボールを拾ったガブリエウ・マガリャンイスが左サイドに浮き球のボールを送ると、開いた位置でボールを受けたトロサールが時間を作って股抜きのパスを通す。背後からスピードを上げて走り込んだマルティネッリがペナルティエリア内に入ると、そのまま右足で流し込み、アーセナルが先手を取った。
55分には敵陣へと押し込み続けるアーセナルが再び攻撃へ。ペナルティエリア手前で前を向いたマルティン・ウーデゴーアのスルーパスにマルティネッリが反応。折り返しをブカヨ・サカが押し込んだが、マルティネッリのポジションがオフサイドだったため大きな2点目とはならなかった。
その後もアーセナルが主導権を握ったものの追加点を奪えない。対するレスターは62分に“切り札”ジェイミー・ヴァーディを投入したものの、なかなか決定的なシーンを作ることができず。逃げ切りを狙うアーセナルは後半アディショナルタイムから冨安をピッチへ送り出す。1点のリードを保って試合はタイムアップを迎えた。アーセナルはプレミアリーグ2連勝を飾り、プレミアリーグの首位をキープ。一方のレスターは2連敗となった。