今シーズンのフライブルクはここまで上位争いを繰り広げており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得も射程圏内となっている。4日に行われたDFBポカール準々決勝ではバイエルンを相手に劇的勝利を飾ったものの、直近3試合のブンデスリーガは2分1敗という成績にとどまっており、なかなか勝ち点を伸ばせていない。今節は直近5試合の成績が2分3敗と白星から遠ざかっているブレーメンの本拠地に乗り込む。フライブルクに所属している堂安律はブンデスリーガ5試合連続のスタメン出場を飾った。
【スコア】
ブレーメン 1-2 フライブルク
【得点者】
1-0 47分 マキシミリアン・フィリップ(ブレーメン)
1-1 67分 ロランド・シャライ(フライブルク)
1-2 71分 ルーカス・ヘーラー(フライブルク)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a5ea57775a666ddca829b00974eacebb2700d46
堂安所属のフライブルクがブレーメンに逆転勝利
対するフライブルクは26分、ペナルティエリア手前の位置でフリーキックを獲得。ヴィンチェンツォ・グリフォのシュートが弾かれたところにロランド・シャライが詰めるも、相手の戻りも早く枠へ飛ばすことはできなかった。その後は両チーム決め手を欠き、スコアレスでハーフタイムに突入している。
後半の立ち上がりに試合が動く。47分、ブレーメンは自陣ペナルティエリア内でグリフォのシュートをブロックしたところからカウンターを発動。前線で2対1のシチュエーションを作ると、ペナルティエリア左に侵入したビッテンコートが左足で折り返し、最後はフィリップが押し込んだ。ブレーメンが先手を取っている。
直近の悪い流れを引きずるかのように先制を許したフライブルクだったが、66分に反撃へ。GKマルク・フレッケンのロングフィードにルーカス・ヘーラーが競り勝つ。頭で繋いだボールをシャライが押し込み、フライブルクが1点を返した。
勢いに乗ったフライブルクは71分敵陣左サイドでクリアボールを拾ったグリフォが横に預けると、シャライが右足で内巻きのクロスボールを供給。ペナルティエリア内で待っていたルーカス・ヘーラーがコースを狙うヘディングシュートを沈め、フライブルクが逆転に成功した。
試合はこのままタイムアップ。敵地で逆転勝利を達成したフライブルクが、ブンデスリーガ4試合ぶりの白星を手にした。これでCL出場圏内との勝ち点差は「1」に。堂安はフル出場を果たした。一方のブレーメンはこれで6戦未勝利に。ホームで先制に成功したものの、不調を脱することはできなかった。
コメント
久保も三笘もCL出場権を逃す中で堂安が勝ち取ったら面白い