
ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表MF田中碧は今季中の復帰を目指しているようだ。ドイツ紙『ビルト』で語った。
田中は先月9日に行われたアルミニア・ビーレフェルト戦(2-2)で負傷交代。検査の結果、右ひざの内側じん帯断裂を負ったことが判明し、一部メディアでは今季中の復帰は難しいと伝えられていた。だが、本人は今月28日に行われる最終節カイザースラウテルン戦まで戦列に戻る可能性を諦めていないようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6be100441aea5d1b0bae09c1b9733e0ed07a916e
今夏以降の去就は?

リハビリが順調に進んでいる様子の田中は『ビルト』で「コンディションは徐々に良くなっていますが、いつカムバックできるかは分かりません」と語り、復帰時期についてコメント。「今シーズン最後の試合、カイザースラウテルン戦に出場できることを願っています。もちろんここでのハノーファーとの試合(21日)でプレーできれば最高です。ただ、その試合は僕にとって早過ぎるかもしれません。それまでの復帰はとても厳しいです。ピッチに戻ることに燃えても、リスクを冒し過ぎるのもいけませんからね」と認めた。
デュッセルドルフとの契約には500万ユーロで行使可能の解除条項が盛り込まれているとされる田中だが、『ビルト』は「クラブの責任者たちは同MFに対し200~300万ユーロのオファーが届けば話を聞くだろう」と予想。一方で、田中は同紙で自身の将来について「来シーズンはどうなるのかまだ分かりません。ケガしている間、それについては考えることはないです。復帰することだけに集中しています」と今夏以降の去就についての明言を避けた。
