
アーセナルの冨安健洋は3月16日に行なわれたヨーロッパリーグのスポルティング戦で右膝を負傷。手術を行ない、今シーズン中の復帰は絶望となった。
今季の冨安は怪我で開幕に間に合わなかった間に、CBが本職のベン・ホワイトに右SBのレギュラーの座を奪われ、復帰後もプレミアリーグでの先発出場は6試合に留まった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d96bc6cc33b8b608a9eb6db6aa2f45c1233b84c
「オファーを出す準備ができている」

そんな日本代表DFは、来シーズンも厳しい状況に置かれるかもしれない。英メディア『GiveMeSport』は現地5月9日、移籍市場に詳しいディーン・ジョーズン氏が「アーセナルは今夏に右サイドバックと契約するつもりだと語った」と報じた。
「ベン・ホワイトは今シーズンそのポジションの第一候補であり、優れた成績を収めているが、ガナーズは競争相手かバックアッパーのどちらかを連れて来るだろう」
同メディアは「現在アーセナルが注目していると思われる右サイドバックは、バジャドリーのイバン・フレズネダだ。『Football Insider』によると、ノースロンドンのクラブは1月の移籍市場で彼との獲得に失敗した後、18歳の彼にオファーを出す準備ができているという」と伝えている。
記事は「アーセナルで誰が危険にさらされる可能性があるだろうか?」と続け、「トミヤスだ。彼は今シーズンすでに厳しい状況に立たされており、プレミアリーグでの先発出場はわずか6試合に留まっている。もしアーセナルが夏に新たな右サイドバックと契約を続けた場合、日本代表の将来に疑問が生じると予想される」と綴っている。
『GiveMeSport』はこう締めくくっている。
「ホワイトの本来のポジションがセンターバックであると考えると、ホワイトに何が起こるかを見るのも興味深いだろう。しかし、25歳の彼が現在の調子を維持できるのであれば、おそらくエミレーツの状況を変える理由はそれほどないだろう」