ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフは、ブンデスリーガ2部第31節でホルシュタイン・キールを3-0で下し、3位ハンブルガーSV(HSV)との勝ち点差を「4」に縮めた。一時調子を落としていたアペルカンプ真大は、ここ2試合で4ゴールに関与する活躍を見せている。
3月はベンチスタートが続き、4月半ばの第28節ダルムシュタット戦(1-0)は今季初めて出番が訪れなかったアペルカンプ。それでも途中出場した第30節カールスルーエ戦(3-2)は決勝ゴールをアシストすると、今月6日の第31節のキール戦には1ゴール1アシスト、そして3点目につながるPKの獲得にも絡み、3-0の圧勝の立役者となった。
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デュッセルドルフ2連勝の立役者に
そんなアペルカンプだが、キール戦での自身のプレーに手応えを掴んだようだ。ドイツ紙『ビルト』で「まるで無我夢中になっていたかのよう」と振り返ると、「完全な10番(トップ下)ではなく、みんなとポジションを入れ替えることを試みています。楽しかったです」とも言及した。
デュッセルドルフは、現在勝ち点53で5位に位置。入れ替えプレーオフに回る3位HSVとの差は「4」で、自動昇格の2位ハイデンハイムとの差は「8」となっている。
東京生まれのMFは「もう3試合しか残っていないのは残念です。計算上(昇格の)可能性はありますけど、現実的に考えなければいけません。与えられたタスクをしっかりこなしていくということです」と強調しつつ、順位表での状況については「次は(同じく勝ち点53で4位の)ザンクト・パウリとのビッグマッチです。HSVも良いチームだし、彼ら次第です。僕たちはとにかく勝ち続けなければいけません」と続けている。