
エルサルバドルとペルーと対戦する6月シリーズの日本代表メンバーが発表された。
ヨーロッパ組を中心に構成して、Jリーグからは森下、川﨑、川村の初選出3人と、大迫敬介のみとなった。
日本とヨーロッパのシーズンの違いが影響したのではないか。6月はJリーグがシーズン真っ最中だが、欧州ではその後にオフに入る。コンディションを配慮してか、海外組は遠慮なく呼んで、Jリーガーは若手主体となっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a62bc1db9662b7e375a515b1cbe9f3fff548c787
選ばれたからチャンスではなく、代表に入ってからが勝負

首位の神戸や2位の横浜、アジア王者の浦和からは選出されていない。好調の大迫勇也が入らなかったのも、疲労に気を遣ったからかもしれない。
初招集の3人は、どのように起用されるかがポイントだ。3月シリーズで初選出だったJリーガーのうち、藤井と半田は出番が無く、今回は招集されなかった。選ばれたからチャンスなのではなくて、代表に入ってからが勝負だ。
対戦相手のエルサルバドルとペルーは、3月シリーズの相手だったウルグアイとコロンビアと比較すると、レベルはだいぶ落ちる。日本にとっては、2連勝しなければいけない相手だ。両国の戦力を見ると、主軸が出るのはペルー戦になるだろう。
3月と違って、攻め込まれる機会は少なく、日本が主導権を握る展開が予想される。ディフェンダー登録の選手が6人しか呼んでいないのも、攻撃重視が予想されるから当然かもしれない。
期待したいのは古橋と上田だ。イングランドやスペイン、ドイツに比べればリーグのレベルが落ちるスコットランドとベルギーとはいえ、20点以上を決めた。しっかり結果を出したし、「俺らも、ちゃんと成長したんだ」というプレーを見たい。そのために、長い時間のチャンスを与えてほしい。
森保ジャパンに望むのは、2戦連続での圧勝だ。しっかりと勝って、日本代表の強さを世間にアピールしてほしい。
