バイエルン・ミュンヘンで活躍するカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが、バルセロナとすれ違った悲しい過去を振り返った。英紙『The Sun』が6月11日付けで伝えている。
デイビスは2018-19シーズンに現在は高丘陽平が所属するバンクーバー・ホワイトキャップスから、バイエルンに加入。2年目から出場機会を増やし、今季も最終盤に負傷するまで先発を続け、ブンデスリーガ11連覇に貢献した。
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「僕は言わずと知れた負け組なんだ」
そんな22歳の俊英は以前、スペイン屈指の名門入りが近付いていたようだ。本人がポッドキャスト『Say Less』でこう明かした。
「バルセロナは実際に手を差し伸べたが、(ジョゼップ・バルトメウ)会長は『いらない』と言ったんだ。『カナダ人だからいらない』ってね。正直言って、ちょっと心が折れたよ」
デイビスはまた、ドイツでの孤独な日々を赤裸々に告白。「プロのサッカー選手としての生活はとてもクールだ、間違いなく」とこぼした。
「トレーニングが終わると、何もすることがないんだ。僕には家族がいないし、ガールフレンドも一緒に住んでいないから、1人でいるんだ。特に友達みんなに仕事があると、やることがなくてちょっと心配になる。友達は5人くらいかな。僕は言わずと知れた負け組なんだ」