横浜FMは「負けたら発狂する」　J助っ人FWが語る“強さの秘訣”「次に向かう準備が違う」

J1横浜F・マリノスのブラジル人FWアンデルソン・ロペスが母国メディアのインタビューに応じ、昨季J1王者に在籍する中で感じている強さの秘訣に言及。これまで在籍したJリーグクラブと比較しつつ、「何試合勝っても、次の試合への準備が違う」と語っている。

2016年に初来日したA・ロペスは、サンフレッチェ広島、FCソウル（韓国）、北海道コンサドーレ札幌、武漢（中国）でのプレーを経て、22年2月に横浜FMへ加入。昨季はリーグ戦で11ゴールをマークし、チームの3シーズンぶり5回目のJ1制覇に貢献した。

今季もその勢いが続き、ここまで13ゴールをマークし、得点ランクトップに君臨。前線の得点源として、5月20日のガンバ大阪戦から5連勝を飾りリーグ首位に立つチームの前線を牽引するなか、母国メディア「ge.globo」でJ1王者が持つ強さの裏側に触れている。

これまで広島、札幌にも在籍歴があるA・ロペスは、古巣クラブとの比較から「監督はチャンピオンになることを考えている。何試合勝っても、次の試合に向かう準備が違う。我々のメンタリティーは勝つことなんだ」と違いを指摘。さらに「横浜では、負けたら発狂する」としこう続けている。

「監督は責任感が強い。それがチャンピオンチームの違いであり、勝利を求めるチームの違いなんだ。私はチャンピオンになりたいし、得点王争いをしたい。ブラジルの選手たちや監督と同じように、私もそれを目標に掲げている。勝利のメンタリティーを持つチームと働くのはとてもいいことだ」

自身の現状については「去年よりずっと集中している。少し早めに寝るようにしているんだ。僕とマルコス（・ジュニオール）とエドゥアルドは理学療法士を連れてきたので、日々のケアは万全だ」と、手応えも語ったA・ロペス。勝者のメンタリティーが宿るチームで充実のキャリアを送っている。

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