プレミアリーグ1年目で躍動したブライトンの三笘薫は、世界的に注目を浴びている。
7月8日には、スペインの大手紙『MARCA』が、「ミトマのドリブル術ガイド」と見出しを打った記事を掲載。いまや世界的に有名となった、筑波大時代のドリブルに関する論文を紹介し、次のように伝えた。
「ミトマは、クリエイティビティよりも戦術と秩序が優先され、ドリブラーがますます減少している時代に新風を吹き込んでいる。この日本代表は、フィールド上で他とは異なる選手であるだけでなく、大学の論文で示されているように、知性的にも学術的にも優れた、隠れた宝石である」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4926398d5d1a0a145bf2b042ba11138f60f79995
そのドリブル技術が注目されている三笘
記事は三笘がネイマールのドリブルを参考にしている事実に言及。「サッカーでは模倣も芸術だが、最高の選手から学ぶ場合はさらに芸術だ。ミトマはこうしてネイマーに注目した。ボールを足のアウトサイドで運ぶため、インサイドで行なうよりもディフェンスに対して有利になる」と綴っている。
同紙は「彼の監督であるロベルト・デ・ゼルビは、ミトマがドリブル技術をどれほど熱心に研究してきたかを確実に高く評価している。なぜなら、ミトマのピッチ上での助けのおかげで、ブライトンをクラブ史上初めてヨーロッパリーグに出場させたからである」と伝えた。
「今シーズンは2910分に出場して10ゴール・8アシスト。彼はプレミアリーグ全体で5番目に成功したドリブラーであり、2番目にボールを運ぶ技術が高く、ボールを持って敵のペナルティエリアに進入した回数も2番目に多い。練習でも理論でも毎年進化し続ける献身的なプレーヤーだ」