スコットランド1部セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央は、プロ入り1年目から2022-23シーズンまでのすべてでリーグ優勝を経験。Jリーグとスコティッシュ・プレミアシップのベストイレブンにも輝いている。
クラブ単位では順風満帆なプロキャリアを歩む旗手にとって、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバー落選は、これまでのキャリアで最大の挫折と言える出来事かもしれない。
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昨年のカタールW杯ではメンバーに入れず
旗手はカタールW杯前、最後の活動となった9月の欧州遠征でメンバー入りしたが、アメリカ代表戦、エクアドル代表戦と、ともに出場機会が与えられず。日本代表ではアピールする機会がないまま、森保一監督の選ぶ26人に入れなかった。
当時のことを振り返り、旗手は「新シーズンが始まって、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもプレーしていて、代表の実績はなかったのですが、僕個人のレベルがすごく上がった感覚がありました。9月の代表活動のタイミングで少しでも時間がもらえれば、自分のプレーを出せる時間はあったんですけど、出られなかったので。でも、その時に『これは入らないだろうな』というのが自分のなかでありました」と、メンバー入りしないことを予想していたと明かした。
内田氏は「チャンスもらえる、もらえないのところだからね。もらえていたら、もしかしたら何かあったかもしれない。最後(メンバー入りが)あったかもしれない」と言い、「僕も(2010年の)南アフリカW杯で、メンバーには入れてもらったけれど、3人だけ出られなかった。そのうちの1人だったから、『W杯に縁がないのかな』とか、『自分はレベルに達していないのかな』と考えて切り替えて頑張るようにした」と、現役時代を振り返った。
そして内田氏は「その時が24歳なら、まだチャンスはある。むしろこれでさ、また代表に呼んでもらってさ、活躍してさ、それからもう1回W杯に出てさ、『あの時があったから』と言えるようになってほしい」と、期待を伝えた。