長年チームの主軸として活躍してきた選手の代わりは、そうそう務められるものではない。だが、小さくない期待を寄せられていることも確かだろう。
日本代表MFの鎌田大地は今夏、新天地にイタリアの強豪ラツィオを選んだ。サウジアラビアに去ったセルビア代表のセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの後釜と報じられている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38e97ffb4b1d7a2b41214c86d601c9481ce82ad5
「カバーリングをしてくれるし、ビジョンがある」
長年主力と務めてきたミリンコビッチ=サビッチの代わりは困難な役割だ。ラツィオ専門サイト『Lalaziosiamonoi』によると、イタリア人DFのニコロ・カザーレは鎌田について問われると、「より経験豊富」としつつ、「でもみんな、ミリンコビッチ=サビッチの穴を埋めるのは難しいと思っている」と話した。
そのうえで、「重要なインサイドハーフであることは30分の練習で分かった」と、その力を評価し、期待を寄せている。
「カバーリングをしてくれるし、ビジョンがある。可能なときはすぐに前でプレーする。僕は好きだよ」
鎌田がデビュー戦で初ゴールを決めたプレシーズンマッチの後には、ブラジル代表FWのフェリペ・アンデルソンも鎌田を賞賛していた。早くもチームメイトから信頼を得ているようだ。