2年連続のグループリーグ突破を目指すフライブルクは、初戦のオリンピアコス(ギリシャ)戦を3-2で勝利。2連勝を目指す今節は、マティアス・ギンターやヴィンチェンツォ・グリフォらを先発に起用した一方、今月に行われる国際親善試合に向けた日本代表から落選した堂安律は、ベンチスタートとなった。
【スコア】
フライブルク 1-2 ウェストハム
【得点者】
0-1 8分 ルーカス・パケタ(ウェストハム)
1-1 49分 シャッライ・ロランド(フライブルク)
1-2 66分 ナイフ・アゲルド(ウェストハム)
https://news.yahoo.co.jp/articles/70d422c4f5bdd7b4390829f48ea87d8fe6e89caa
フライブルクに勝利したウェストハム
直後の13分には、パブロ・フォルナルスが左サイドの高い位置でボールを奪い、ウェストハムがショートカウンターを仕掛ける。推進力のあるドリブルで持ち運び、ペナルティエリア内に侵入すると、相手DFの足に当たったボールを拾ったパケタが、冷静にゴールに流し込んだ。しかし、パケタの位置がオフサイドラインを超えていたため、得点は取り消しとなった。
前半は目立ったチャンスを作れなかったフライブルク。指揮官を務めるクリスティアン・シュトライヒ監督は、後半の頭から堂安律を投入し、攻撃の活性化を図る。
すると、堂安がいきなり違いを見せつける。堂安が右サイドでボールを受けると、中央にカットインしながら、DFのギャップを通す鋭い縦パスをシャッライ・ロランドに供給。そのままシュートを放つが、ウェストハムのGKウカシュ・ファビアンスキがビックセーブで防ぐ。こぼれ球に反応したルーカス・キュブラーのシュートも、再度ファビアンスキが弾き出したものの、セカンドボールが再びシャッライへと渡り、豪快に撃ち抜いてフライブルクが同点に追いついた。
ホームチームの勢いが増すなか、ウェストハムは66分に左サイドでCKを獲得。“キックの名手”として知られるジェームズ・ウォード・プラウズが、右足で高精度のボールを送り込むと、ナイフ・アゲルドが頭で合わせ、ウェストハムが勝ち越しに成功した。
結局、試合はそのまま2-1で終了し、ウェストハムが勝利。昨年から続く、欧州大会の連続無敗記録を17試合に伸ばし、イングランドにおける最高記録を更新した。