バイエルンとレアル・マドリー、レアル・マドリーとバイエルン……彼らが欧州カップで戦うのは、これが27回目(準決勝では7回目)。49年前に行われた1試合目から欧州最高峰の舞台で何度も、最も繰り返されてきた、まさに欧州のクラシコ(クラシックマッチ)と呼べる対戦だ。
■試合結果
バイエルン・ミュンヘン 2-2 レアル・マドリー
■得点者
バイエルン:サネ(53分)、ハリー・ケイン(57分PK)
レアル・マドリー:ヴィニシウス(24分、83分PK)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c4aa1c7d8c835eab59ebe278e1b428513a8d79d
2ゴールを決めたヴィニシウス
🇩🇪 白熱のCL準決勝はドロー 🇪🇸#チャンピオンズリーグ 準決勝1stレグ、#バイエルン と #レアル・マドリー の一戦はドロー。
ヴィニシウス弾でマドリー先攻も、バイエルンが4分間で2得点の猛攻で逆転。しかし、再びヴィニシウスのPKでタイとし、勝負は2ndレグへ。
バイエルン 2-2 レアル・マドリー pic.twitter.com/HHcE76YAq0
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) April 30, 2024
バイエルンは高いインテンシティーと巧みなビルドアップで、レアル・マドリーのミドルゾーンでのプレッシングを回避しながらゴールに迫っていった。開始直後の1分にはペナルティーエリア内左にサネが侵入。だが、シュートはGKルニンに弾かれた。バイエルンはその後も完璧と形容できる攻め方で、ハリー・ケインを中心に何度も決定機を迎えたものの、得点を決めることだけを欠き続けた。
すると24分、レアル・マドリーがバイエルンに唯一足りなかったもの、つまりは決定力を発揮した。クロースのバイエルンの選手4人の間を通す絶妙なスルーパスから、ヴィニシウスがキム・ミンジェのマークを外して最終ラインを突破。ブラジル代表FWはGKノイアーとの1対1を、落ち着き払った右足のグラウンダーのシュートで制している。シュート数はこの時点で、バイエルンが6本(枠内2本)、レアル・マドリーが1本(枠内1本)となった。
その後もボールを保持したのはバイエルンだったが、ここまでのハイペースも祟って少しインテンシティーを下げ、対するレアル・マドリーは先制点で余裕が出たことで落ち着いた守備を披露。前半は0-1で終了する。
迎えた後半もバイエルンが攻め込み、レアル・マドリーが堅守速攻で対応する展開は変わらず。レアル・マドリーは52分にヴィニシウスを起点とした速攻からクロースがフィニッシュまで持ち込んだが、この場面ではノイアーが攻守を披露する。そしてこのクロースの決定機の直後、バイエルンが同点弾を決めた。53分、数的優位性を生み出す横パスを受けたサネが、ペナルティーエリア内右に切れ込み左足で強烈なシュートを放つ。これが枠内右に突き刺さっている。
アリアンツ・アレーナに背中を押されるバイエルンの勢いは同点ゴール後も衰えず、57分には逆転ゴールも獲得した。後半に入り、何度も鋭いドリブルを仕掛けていたムシアラが、ペナルティーエリア内左でルーカス・バスケスに倒されてPKを奪取。キッカーのハリー・ケインが、ルニンの読みとは逆の枠内左にシュートを沈めている。
2-1となった後はレアル・マドリーも攻撃の意識を高めてよりオープンな展開となる。アンチェロッティ監督はナチョ、ベリンガム、クロースを下げてカマヴィンガ、モドリッチ、ブラヒムを次々と投入していった。そうして82分、レアル・マドリーがまたもレアル・マドリーらしさを発揮。再び、終盤に劇的にゴールを決めた。
ヴィニシウスの個人技からペナルティーエリア内に入り込んだロドリゴが、キム・ミンジェに倒されてPKの判定に。キッカーのヴィニシウスが枠の中央やや右にシュートを決め切り、レアル・マドリーが同点に追いついた。試合終了間際はバイエルンが意地の攻撃を見せたが、試合はドローのまま終了のホイッスルを迎えた。
コメント
キムはCLの準決勝に出られたのは凄いけど、2失点に大きく絡んで散々だったな
それ以外のシーンも足を引っ張った感じ
両サポからMOMに選ばれた選手がある意味すごかったな
明確な穴だったなミンジェ
このレベルだと当然なんだけど
トゥヘルもキムの能力なんてこれまでのリーグ戦他でわかりきってるのに何でこんな重要な試合で起用したんだ
完全に狙われてたぞ
デリフト怪我で仕方なく出しただけだぞ それでやらかした
代わりの選手がいるならそっち使うに決まってんだろ