今季開幕から公式戦10試合で6敗、プレミアリーグ7試合で勝ち点9はクラブワーストタイのスタートになったマンチェスター・U。本拠地オールド・トラッフォードでもリーグ戦連敗中と厳しい状況の中、難敵ブレントフォードを迎えた。ケガ人が相次ぐ中、テン・ハーグ監督はCBにマグワイアとエヴァンズを起用。その他ラッシュフォードやブルーノ・フェルナンデス、ホイルンドらがスタメンに名を連ねている。
【スコア】
マンチェスター・ユナイテッド 2-1 ブレントフォード
【得点者】
0-1 26分 マティアス・イェンセン(ブレントフォード)
1-1 90+3分 スコット・マクトミネイ(マンチェスター・ユナイテッド)
2-1 90+7分 スコット・マクトミネイ(マンチェスター・ユナイテッド)
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb253e919ab8ed9ce51a4a239fe1e016024e2a92
途中出場マクトミネイのAT弾2発でマンUが劇的逆転勝利
20分すぎにマウントがチャンスを迎えたマンチェスター・Uだが、26分に失点。自陣内でのボールロストからブレントフォードの速攻を許すと、最後はイェンセンのシュートをGKオナナも止めきれず。ホームチームはそのままリードを許して前半を折り返す。
劣勢のマンチェスター・Uは、後半からカゼミーロに代わって投入されたエリクセンが53分に強烈なミドルシュートを放つ。62分にはダロトが狙うが、これは枠の上に外れた。苦しい時間が続く中、テン・ハーグ監督は63分に2枚替え。マウントとラッシュフォードを下げ、ガルナチョと復帰したアントニーを投入している。さらに72分にはリンデロフを下げてマルシャルを起用し、ゴールを目指していく。
その後もマンチェスター・Uは何とか状況の打開を試みるが、決定機らしいチャンスも作れないまま終盤へ突入する。89分にはFKの流れからオウンゴールかと思われたが、判定はオフサイドで無効になった。
それでも諦めないマンチェスター・Uは後半アディショナルタイム、ガルナチョの折返しからゴール前の混戦を最後は途中出場のマクトミネイが押し込む。さらにその直後、マクトミネイが劇的な決勝弾を叩き込んだ。87分から出場したスコットランド代表MFの2ゴールにより、2-1で逆転勝利を達成。今季4勝目をもぎ取った。