アーセナルのミケル・アルテタ監督は、冨安健洋について語った。
アーセナルで3年目を迎えた冨安は今シーズン、右サイドバックの主力をベン・ホワイトに譲るものの、ここまで公式戦11試合に出場。1-0で勝利したマンチェスター・シティ戦などピッチに立てば高評価を受ける同選手は、2-1で勝利したチャンピオンズリーグのセビージャ戦でクラブのプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出される活躍を残していた。
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評価を高める冨安
28日に控えるシェフィールド・ユナイテッド戦を前にしたプレスカンファレンスで、アルテタ監督はこの試合でプレーすればプレミアリーグ通算50試合出場に到達する冨安について「トミはセビージャ戦で素晴らしかった。チェルシー戦で途中出場した時も、彼は本当に、本当に良い試合をプレーしたと思う」と話し、賛辞を続けた。
「トミはみんなから愛されている選手だ。彼はいつも一番にトレーニング場に来て、一番最後にトレーニング場を後にする。彼に何かを伝えれば、彼は人生をかけてそれをやろうとする。彼はこのスカッドの誰にもない万能性とクオリティを我々にもたらしている素晴らしいプロフェッショナルな選手だ。私にとって、彼は本当に重要な選手だ」
また、アルテタ監督は複数のポジションをプレーできる選手の重要性についても語った。
「十分な選手がいない中で、異なるポジションを埋めるために万能型の選手が必要になる。毎日異なるポジションでトレーニングを始め、特定の役割をするように求められるわけだから決して簡単なことではない。関係性やフィジカル面の必要性も異なるから難しい場合もある。しかし、トミは本当に自然にこの役割に適応していて、彼がチームにいることはとてもグッドなことだ」