中盤に負傷者続く神戸 実戦で川崎修平、マタが好アピール 吉田孝行監督「人選、戦術的に色々考えながら」

Jリーグ

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J1首位の神戸が5日、大阪市内で行われた関西ステップアップリーグ・C大阪戦に臨み、1―3で敗戦。結果は振るわなかったが、元日本代表MF山口蛍ら負傷者が続く中盤の定位置獲得へ控えメンバーが好アピールした。

この日、唯一の得点を決めたのは今季ポルトガル1部ポルティモネンセから期限付き移籍で加入したMF川崎修平。センターFWで先発した前半は好機に恵まれなかったが、中盤にポジション変更した後半に躍動。3点を追う同39分に右足でネットを揺らし、一矢報いた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/464ce09ecdfa682399bbb08b82b5533dbc316e79

関西ステップアップリーグ・C大阪戦で1―3で敗戦

7月12日の天皇杯3回戦・磐田戦では2ゴールをマークしたが、リーグ戦の成績は4試合出場で1得点。「使うかどうかは監督が決めること。僕は頑張るだけ。優勝に向け皆頑張っている。残り試合でチームに結果をもたらしたい」と12日の浦和戦(埼玉)出場へ言葉に力を込めた。

9月に加入するも、リーグ戦出場はわずか1試合10分間にとどまっている元スペイン代表MFフアン・マタも存在感を発揮。前半、MF汰木康也に絶妙なスルーパスを通すなど81分間のプレーで見せ場を作った。

先月28日の湘南戦をケガで欠場した山口の状態に関して、吉田孝行監督は「(浦和戦に)間に合うかどうかは分からない」と説明。同戦で負傷交代したMF佐々木大樹の出場も不透明だ。浦和戦でのメンバーについて「けが人の状況もあるので色々考えながら。人選も、戦術的にも考えないといけない」と指揮官。勝てば悲願のリーグ制覇が大きく近づく一戦へ、監督の采配に注目が集まる。

次節、神戸対浦和は12日に行われる。

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