3日、アジアカップ2023準々決勝で日本代表はイラン代表と対戦。前半に守田英正のゴールで先制しながらも、後半はイランが押し込み続けると、1-1で迎えた後半アディショナルタイムにPKを献上。逆転を許し、1-2で敗戦。ベスト8で大会を去ることとなった。
守備の要としてイラン戦もフル出場した冨安。試合後のフラッシュインタビューでも厳しい言葉を並べたが、メディア取材にでも「熱量」について言及した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/94afbf56c46de776f57a77cda246aca052119c8e
今回だけじゃなく、良くない時の日本がそのまま出て、大会が終わってしまった
冨安の言う「熱量」が出せなかった理由については「分からないです」とコメント。「勝ちに執着するべき時にできないというのは、それが日常なのかが分からないですけど、勝ちへの執着心が足りなかったですし、良くない時に声を出す、プレーでディフェンスだったらガッツリボールを奪って雰囲気を変えるだったり、攻撃陣だったらドリブルで仕掛けて雰囲気変えるというところ。こういうのがチームにはないところで、良くない日本のまま変わることができずに終わってしまったので、今回だけじゃなく、良くない時の日本がそのまま出て、大会が終わってしまったと思っています。僕自身を含めてもっともっとやらないといけないなと思います」と語り、変化をつける、鼓舞するようなプレーを選択できる人が少ないとした。
敗戦に繋がってしまったPKを与えたシーンについては「シンプルに僕が大きく蹴っていれば終わっていたと思っています」と振り返りつつ、「コミュニケーションをとって、僕が声を掛けたんですがギリギリの判断になってしまって、ボックス内だったので大振りはしたくないです。あれは僕の責任で、ハッキリやるべきだったと思います」と、自身がしっかりと対応できれば良かったと反省した。
冨安は試合を通してポジションやプレスについて指示を出していた。「前半に前の選手に言っていたのは、相手のCB2人がかなり広くポジション取っていたので、その中でできれば2トップじゃなくて、(前田)大然くんか(堂安)律のところで外からかけるという修正がしたかったんですが、ゲームの中で上手く話す時間がなくて、ハーフタイムで話をして、修正をしようと思いましたが、そういう場面になる前に完全に押し込まれてしまいました」と修正し切れないまま押し込まれてしまったとコメント。「横の部分はまだまだ細かさが足りないと感じましたし、後半はかなり運動量も落ちて、1人1人がバラバラになって、孤立して1個遅れることとかがかなり見受けられました。それがギャップなのかは分からないですけど、僕も含めてまだまだだと思います」と、レベルを上げていく必要があるとした。
それでもやはり「熱量」は大事なもの。「後半のような難しい展開の時に、黙ってやるというか、ただ淡々とやるのではなく、何かを変えようとする選手がいたり、今耐えるぞと声をかける選手がもっといないと勝てないよなと思います」と、チーム鼓舞する選手が欲しいという。
そして、これは日本代表の長年の課題だと指摘。「良くない時の日本がそのまま出たなと思いますし、そこはなんというか、昔は知らないですけど、僕が代表に入ってからという意味では、成長できていない部分なんだろうなと思います」と言及。「今大会5試合やりましたけど1試合も僕たちがやりたい試合はできなかったですし、イラクだったりイランなど中東勢に苦戦したと言われて、中東勢の勝ちへの執着心に劣ったという見方もできなくはないので、だから負けたかもしれないです。足りないですね。僕も含めてですけど」と語り、「できることは自分のチームに帰って、少しずつでも成長していくことでしかできないので、アーセナルに帰ってまたスタメンを取らなければいけない立場なので、まだまだ成長しなければいけないと思います」と、成長あるのみだとした。
アーセナルにおいては、その「熱量」は日常になっているという。「アーセナルも若いチームではあるので、もちろんそういう試合はあります。その中でも諦めずに最後までやりますし、実際に今シーズンだけを見ても最後に得点をとって勝っている試合も何試合もあるので、言わずとも勝手に勝ちへの執着心が備わっているというか、誰も何も言わなくてもそれが当たり前という感じですかね」と語り、キャプテンシーを見せる選手やミケル・アルテタ監督が鼓舞する場面も良く見るが、そもそも選手のベースにあるものだと語った。
改めてアジアカップを振り返って「1試合目、2試合目は間違いなく、アジアのチームへの油断はあったと思います」とコメント。「その中でイラクに負けてそんなに甘くないと痛感しながら、3試合目、4試合目に向かって行きました」と、大会中にも変化はあったという。
ただ「日常のところなのか、結局難しい状況に陥った時に何ができるのか。良い時は誰でも乗っていけるのでいいですけど、良くない時にどれだけのことができるかというのは、僕ももっともっと後ろからやらないといけないですし、良くない時ですら帳消しにしてしまうクオリティ、能力があればという見方もできます」と語り、「前の選手も後ろの選手も、良くない時に1人で守るとか、1人で点を取っちゃうとか、そういう超越した選手になるというところも、1つの違った道だと思います。両方目指すべきだと思います」と、絶対的な選手の誕生を待つこともあるが、しっかりと1人1人が対処していくしかないとした。
コメント
解任希望
弱いくせに熱量もないとか地獄やん
CL出れるようなチームで結果残して代表にも全力だった本田香川世代ってすごかったんだな
すっげえ良いこと言ってるな
W杯の結果とアジアカップの結果がトレードオフみたいに言われているのがなんか違和感
しょせん通過点だから負けてもいい、なんてネット民の妄言に過ぎないと思っていたから、現場に立っていた選手の口からも熱意が無かったという言葉を聞くのは悲しい
「アジアカップとW杯は別物」という意識から変えていかないといけないのでは?日本に対して死力を尽くしてぶつかってきた対戦相手に本気で向き合ったか?
精神論と言われるかもしれないが、気持ちのこもらない代表チームに栄光はない。大きな反省を伴う試合
イランが勝利した瞬間号泣してるイランの選手がいたが素直に称えたい気分になったし優勝して欲しいと思った 日本がこの試合に勝ったとしてあれほど感情を出せる選手いたのかな
選手から出るコメントがどれもしっかり内容の濃いものなのに、監督のコメントは内容もなく他人事感あるって差を考えると選手が気の毒でしかたない
始まる前から代表呼ばれたら残念とか言ってたしな
そんなんで勝てるほどアジア甘くはないわ
W杯で勝ち点もぎ取るチームもあるんやし
優勝した2011年は香川はリーグ制覇、内田はCLベスト4と国内カップ戦制覇、本田長友はカップ戦制覇をやってるからね
イラン選手が言ってた心が勝ったって言う部分、ザックジャパンは持ってたな
まぁW杯前に学べて良かったと言えるW杯にする為にここからリスタートしよ
てか選手が考えるチームだと熱量の出力減るのは当たり前じゃないかな
考える事いっぱいあるやん心熱くしてる場合じゃない
冷静でいないと考えられない
それで守田パンクしたんだろ
これな。このイラン戦代表の試合で過去一ひどかったよな。負けてるのに焦りとか打開しようと何かアクション起こすとか何もなかったよな。富安の言う「熱量」というか無気力みたいな感じ。開幕前一部の選手のやる気なさげなコメントを象徴するようなプレーがこの試合で一番出てしまった感じ。
現地に試合観戦した人やDAZN加入した人本当に可哀想。
日本にも熱量あったよ。全員俺が何とかしなきゃと思ってたやろ、だからバラバラ。
イランは目線揃ってるから熱量が現象に繋がる、監督次第よ
韓国のATの劇的連続同点ゴールなんかは熱量だもんな
結局、今戦えるベテラン勢を排除してW杯を見据えてーなんて聞こえはいいけど悠長なことを言って使いもしない選手や純粋な実力ではなく伸びしろを期待して未熟な選手をスタメンで使い続けて負け
監督が修正もせずに選手任せで一番熱量が無い
>>10
これ
土台がないと積み上がらないんだよな。選手はその中でも懸命にやってた
今回、ファンの多くは選手は応援してるし、いたずらに批判もしてないね
一番熱量がないのは監督と協会
>>11
延長だから疲労してるし勝てるだろう、みたいな甘い考えも捨てるべきだなと韓国・イランを見て改めて感じた
そんなこざかしい考え方では熱量で上回る相手には敵わない
個人的には韓国に優勝してほしいよ。好き嫌いではなく、相応しい情熱を見せたチームに報いがあるべきだから
アジアカップなんてベテラン呼んで全力で行かないと勝てない大会なのにザイオンはない
IJの記事による騒動で確実に集中は削がれた。とくに板倉からはそんな感じしたな、前の晩ねむれなかったように見えた
選手たちよりスポンサー、選手たちより地上波放送がだいじって、ハッキリしたのだから仕方ない面もある
だから、自分は何のため戦ってるんだろう?って選手が何人かいた
トミのように強い気持ちを全員が持てればいいのだけど、日本人はそういうタイプではないので、自分は責める気になれない
いつの日か若い世代が、乗り越えていってくれたら嬉しいとは思うけど
>>15
アジアカップごとき国内組だけでいいとか言ってた奴も結構いたしアジアカップの価値と実力を見誤ってるのが国内に多すぎた。
結局選手の質だと思う
長友や酒井だったら見るための寄せはしないし、詰めるとこ詰めて嫌な守備を徹底できてたと思う
熱量ってのはそういうフィジカルな部分で現れると思う
足元とかビルドアップってそれこそ良い時にしか発揮されないものであって、苦しい時相手に展開を掴まれた時とかに必要なものじゃない
代表選手としてまず欲しいのはその部分じゃないだろうか
他国の試合も見てるけど日本は全く熱量ないな
こればっかりは世代の問題だからしゃーない
戦術が選手主導なんだから途中で怪我したふりして状況の整理する時間とか作った方が良かったのかもね
ベンチが指示だして欲しいのはもちろんだけど
というか選手が調子乗りすぎなんだよ
発言、態度、行動、諸々
個の質で勝てない癖に
負けたら監督のせいって選手は若いから許されてるのであってそれでベテランになったら崩壊するじゃん
若いから持て囃してるとこれまでの日本代表通りだよ
選手だけじゃないファンであるみんなも危機感もって
まぁアジアカップで怪我しても勝てばいい奴らと
怪我するくらいなら負けてもいいって奴らの差はあったよな
ソンフンミンですらそれくらいの気迫だったから言い訳なんてできないが
1選手を批判することになるから先に謝るけど
例えば前田のボール奪取からの久保の枠外シュート
あれ久保は舌出してたけどあんなんで熱量が周りに伝わるか?
W杯でシュート外したら舌出すのか?違うだろ?
若い選手だからこそ久保にはそうなってほしくないんよ
>>24
これは少しわかるわ
冨安以外が戦えてなかった現状を打開するのに組織の再編から別の体制でやってくしかないよな
好調、不調を適切に管理してマネージメントできる集団を作らないとここから上にはいけないわ
>>24
確かに出してたね。外から観てる分にはわからんけどあれみて前田はどう思ったんだろうか。身内はまた違うのかもしれんが「熱量」とは思えんかったわ。
>>23
アフリカネーションズカップなんて、早く負けてクラブに戻った方がいいと考える選手がかなり多い印象。
協会と監督の低質も加わってさ。
日本も似た感じになっちゃってる。
居眠りした菅原やミス連発の浅野ザイオンを重宝するからな
真面目にやってる選手からしたらやる気なくなるのもわかる
前回優勝のがしたのに、なんで今回余裕ぶっこいてたんだ
けじめつけてほしい
所詮アジアカップじゃん何熱くなってんの?
俺たちは普段、欧州最先端でプレイしてるし
CLやW杯でもあるまいし…w
ってのをファンのみならず協会コーチ選手からも感じた
とくに欧州で活躍している選手は
その後の稼ぎに大きく影響するから
万が一でもアジアで怪我したくないんだよ
建前はみんな本気と言ってるけど
本音は無事に大会が終わってホッとしているよ
>>32
欧州の選手が大事にしてるのは稼ぎじゃなくて名誉だと思う。サウジからの勧誘蹴る選手多いし。
応援も少なかったし伊東の件もあったし冨安も熱量無かったって言うし国の為に頑張ろうって気持ちに大してならないんじゃない?
本人達は勿論日本のために頑張るとは思ってるのだろうが冨安とか遠藤も無意識で怪我無く所属チームで頑張りたいって気持ちが出ちゃうのかも
イランやお隣の国は怪我上等でボロボロになっても国の為にってのが見ててわかるしそこの差かなと
>>4
所属クラブの事を心配するのは間違って
そもそも欧州のイカれた熱狂は街とかその
>>16
試合への集中力でそれを示したのって、遠藤航と冨安くらいだったな。
アメリカによるイラン報復宣言もあってイラン側はアメリカの犬には絶対に負けてたまるかという意地のようなものを感じた
ロングボールとハイプレスで押し込まれた時の引き出しが準備できていなかったってのが大きいと思うなぁ
俯瞰して見てる監督が戦況把握して修正カード切らないと
熱量上回ったとしても不利に戦い続けたら厳しい
苦し紛れのクリアボール収めてくれる前線の選手も必要だろう
熱量ってw
根性だけじゃ勝てねえよ
熱量云々の前に完全にフォーメーションが問題だった
その習性が何よりも必要だったんだよ
オフサイドのシュート食らったときに頭真っ白になってると思う
中東情勢から中東国の選手に気持ち入ってるってのはあったかもねえ
そういえば日本は選手通しで話したり身振り手振りってあったかねえ
怒鳴ったりなんてのは間違いなく無かったが
単純に負けん気のある選手がいないのか、変にスマートになっちゃってんのか
菅原は負けん気じゃなく威勢がいいだけだったな
10年前の代表見てるみたいだった。