ドイツ代表は9日(日本時間10日)の日本戦に向けて本気モードだ。集合直後の練習は軽めに終了。W杯で日本から先制PKを決めたMFギュンドアンはウオーミングアップ中、報道陣に向かって笑顔で手を振るなど、状態の良さをうかがわせた。代表関係者によると、チームは試合に向けて、異例の2部練習を敢行する日も取り入れるという。W杯と同じ轍(てつ)を踏むつもりはないようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c05767b2f724a00a78766518b71eb87787e4bbe0
リベンジのため日本戦にベストメンバーを送り込む見方
1次リーグで敗退したW杯後も1勝1分け3敗と調子が上がらず、フリック監督の指導力を疑問視する声も国内では上がっている。左サイドバックのDFゴセンスは「この2試合がどれだけ大事か分かっている。監督のせいではなく、選手がいい結果を出さなければならない。我々は結果を出す」と言葉に力を込めた。
日本戦から中2日で強豪フランスとも対戦するが、現地メディアによれば、リベンジのため日本戦にベストメンバーを送り込む見方が強い。ウォルフスブルクの最高級ホテルであるリッツ・カールトンを拠点に準備も万全。地元テレビ局のガーナー・フェリックス氏は「ドイツ代表には勝利が求められている。大きな重圧だ。負ければ監督が解任される可能性もある」と周辺も緊張感が漂っている。
その中で得点力には不安も残す。フリック監督は、FWフュルクルク(ドルトムント)が負傷のため一時離脱すると発表。フランス戦は間に合う見通しというが、日本戦は欠場が決定的となった。現役最多121試合の出場(44得点)を誇る32歳のFWミュラーを追加招集はしたが、ホームで意地を見せられるのか。現地メディア関係者は声を潜める。「あまり状態がいいとは言えない。ストライカー不在だ」
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— DFB-Team (@DFB_Team) September 5, 2023