ソシエダで“無敗伝説”をつくる久保建英「自分がゴールを決めれば絶対負けない?それなら全試合で決めないといけませんね」

久保建英リーガ
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28日のラ・リーガ第8節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナでのバレンシア戦に3-0で勝利した。この試合の先制点を決めたMF久保建英は満足感を表している。

久保はこの試合の8分に今季2点目を記録。左サイドを抜け出したDFセルヒオ・ゴメスのグラウンダーのクロスを左足で押し込み、チームに先制点をもたらした。ソシエダはその後、80分と後半アディショナルタイムにFWオーリ・オスカールソンが2ゴールを決めて、第2節エスパニョール戦(1-0)以来となる勝利を果たしている。

驚くべきは、久保がゴールを決めた試合でのソシエダの成績だ。こんきエスパニョール戦では決勝点を決めた日本人MFだが、ソシエダは彼がラ・リーガでゴールを決めた17試合を16勝1分けとすべて無敗で終えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/543fe90f1dc9618d8d4b9675143cf99abe776b65

ソシエダがバレンシアに3発完勝



このバレンシア戦のMVPに輝いた久保は試合後、『DAZN』とのフラッシュインタビューでMVPおよび”無敗神話”について感想を求められて、次のように返答した。

「まずは、ありがとうございます。MVPに値したのはおそらくセルヒオ(・ゴメス)だったと思います。彼は何度もアシストしていましたし。でも結局はファンの投票ですし、ゴールを決めてそうなれるなら、もっと多くの試合で繰り返せればいいですけど」

「自分がゴールを決めることで負けないなら、これから全部の試合で決めるようにしないといけませんね(笑)」

「ただ、それって僕があまりゴールを決めていないからかもしれません。自分がゴールを決める試合で、毎回勝ち点3を獲得できるのか見てみる必要がありますね」

ソシエダにとっては今年5月以来となるホームでの勝利。奇しくも、その際の相手もバレンシアだった。

「間違いなく素晴らしいことです。ファンの歌う姿を見ることができました。彼らは難しい時期も僕たちを支えてくれましたし、今日は楽しむ番が回ってきました」

今季低調のソシエダだが、このバレンシア戦では良質なパフォーマンスを見せている。久保も手応えをつかんでいる様子だ。

「今、僕たちは調子が上がっているラ・レアルを目にしています。最高のラ・レアルは、もうすぐ戻ってくるはずです」

「僕のゴールとともに勝利を重ねていければいいですけど、ただ今日のチームはとても素晴らしかったです。今日のダイナミズムこそ今季の最初から求めていたもので、それをようやく手にすることができています。このまま前に進めればいいですね」

久保は最後に、自身のプレーの採点を求められて、こう返した。

「(10点満点で)7~8点ですかね。もう1点くらい決められましたし、守備ももっと助けられたと思います。でもできる限りのことはしましたし、チームとともに調子を上げていきたいですね」

次節、レアル・ソシエダは10月6日にアウェイでアトレティコ・マドリードと対戦する。

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