ドルトムント、“2点差”を跳ね返してボーフムから逆転勝利! サブスタートのMF三好康児は72分に途中投入

ブンデス
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ブンデスリーガ第5節が27日に行われ、ドルトムントとボーフムが対戦した。

ここまで4試合を消化したリーグ戦で2勝1分1敗を記録しているドルトムント。今シーズン開幕から全公式戦で無敗を維持していた同クラブだったが、前節はシュトゥットガルトを相手に1-5の大敗を喫した。対するは、ここまで1分3敗とリーグ戦未勝利が続くボーフム。今夏にバーミンガムから加わったMF三好康児はサブスタートとなった。

【スコア】
ドルトムント 4-2 ボーフム
【得点者】
0-1 16分 マトゥーシュ・ベロ(ボーフム)
0-2 21分 ダニ・デ・ウィト(ボーフム)
1-2 44分 セール・ギラシ(ドルトムント)
2-2 62分 エムレ・ジャン(PK/ドルトムント)
3-2 75分 セール・ギラシ(ドルトムント)
4-2 81分 フェリックス・ヌメチャ(ドルトムント)

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd21bf47bfd36220751750515086226659bca5ff

ボーフムに勝利したドルトムント



試合は、立ち上がりからホームのドルトムントが攻勢を強める。しかし、最初にスコアを動かしたのはアウェイのボーフムだった。16分にGKが前線へとフィードを送り、ハーフライン付近で空中戦が連続。ボーフムが回収し、左サイドのマクシミリアン・ヴィッテクが斜めのパスを差し込む。味方とのワンツーで抜け出したマトゥーシュ・ベロが左足でシュート。ニアを打ち抜いて先制点を挙げた。

さらに直後の21分、ドルトムントが最終ラインでボールを繋ぐと、ニコ・シュロッターベックのバックパスが浮いてしまう。GKグレゴール・コベルがコントロールしたものの、プレスをかけたボーフムのマイロン・ボアドゥにボールを奪われる。最後はダニ・デ・ウィトが確実に決め、ボーフムが追加点を獲得した。

勢いに乗るボーフムは、33分に自陣深くでボールを奪った流れからカウンターを仕掛ける。ロングパスをボアドゥがワンタッチで繋ぎ、フィリップ・ホフマンとのシンプルなワンツーで背後に突破。ハーフライン付近から独走状態となるが、GKと1対1で放ったシュートは枠外へ。ボーフムが決定機を逃してしまった。

一方のドルトムントも前半終了間際に反撃開始。44分にポゼッションでボーフムを押し込み、パスカル・グロス、ヤン・コウト、ユリアン・ブラントの3枚が関わりながら右サイドを攻略する。巧なパス交換でブラントがフリーになると、右足で柔らかいクロスを供給。セール・ギラシがマーカーを抑え込みながら頭で合わせ、ドルトムントが1点を返した。

後半は立ち上がりからドルトムントが猛攻を仕掛け、60分にフェリックス・パスラックと接触したギラシが転倒。主審は迷わずPKを宣告する。キッカーを務めるのはドルトムントの主将エムレ・ジャン。冷静にキックを沈めて、同点弾をマークした。しかし、66分にジェイミー・バイノー・ギッテンスがピッチに倒れ込み、負傷交代を余儀なくされてしまった。

劣勢のボーフムは、72分に三好をピッチへ投入する。だが、またもスコアを動かしたのはホームチームだった。75分にギラシのポストプレーからカリム・アデイェミへとボールが渡ると、スピードを生かしたドリブルからギラシにリターンを供給。ダイレクトで狙ったシュートはゴールに吸い込まれ、ドルトムントが0-2からゲームをひっくり返した。

その後は、81分にドルトムントが追加点を獲得。4-2の逆転勝利を収めて3ポイントを積み上げた。

次節、ドルトムントはチャンピオンズリーグを挟み、来月5日にアウェイでウニオン・ベルリンと対戦。ボーフムは来月5日にホームでヴォルフスブルクと対戦する。

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