「純金の価値」ソシエダで好発進の久保建英にスペイン各紙絶賛! 古巣マドリーの専門メディアも「決定的な爆発が迫っている」と熱視線

久保建英

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ラ・リーガ開幕戦のカディス戦で、値千金の決勝ゴールを決めたレアル・ソシエダの久保建英。新天地で最高のスタートを切ることに成功した。

スタメン入りを果たし、序盤から2トップの一角として味方からボールを集めて効果的なプレーを見せただけでなく、いきなり結果を出してチームに貢献した21歳に対しては、イマノル・アルグアシル監督、クラブ、ファン、そして現地メディアの多くが賛辞を惜しまなかった。

指揮官は「ゴールもさることながら、私が最も気に入ったのは、久保がハードワークをして、多くのプレーに絡んだこと、そして試合だけでなく、チームに加入したその日からの、彼の取り組み方である。まるで我々は、すでに3年間、一緒に仕事をしてきているかのようだ」と、日本人助っ人を絶賛。対して久保は、「監督は僕を助けてくれています。彼なら、僕の力を120%引き出してくれるでしょう。初日から信頼してくれて、感謝しています」と語っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1280bf51264f93fcca33057ee4f9cddaaad83432

ソシエダでの公式戦デビューとなったラ・リーガ開幕のカディス戦で決勝ゴールを決めた久保。さらなる躍進が望まれる

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マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、これに注目して「タケ・クボとアルグアシル監督が互いを称賛。それは美しい友情の始まりかもしれない」と報道。バスクの智将が、(加入後)最初のテストマッチ(ボルシアMG戦)から久保にチャンスを与え、これに21歳の日本人が「傑出したパフォーマンスで応え、ほとんど勝者となった」他、今回の開幕戦でも、他の選択肢がある中での背番号14の先発起用を決断した指揮官に対し、久保が決勝ゴールという「最高の方法で応えた」と綴った。

そして同メディアは、好スタートを切った久保について、「カディス戦はまだ始まりにすぎないが、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカでは果たせなかった、ベストバージョンの久保を、ラ・レアルでは披露しようとしている」と期待を寄せ、またソシエダが「完全移籍のアドバンテージをうまく活かしている」とも指摘している。

同じマドリードのスポーツ紙『AS』は、ミケル・メリーノからのロビングパスをうまくコントロールし、利き足ではない右足で力強くしっかりと決めた先制点のプレーを、「プレシーズンで2つの決定機逸を犯した後、3回目、それも公式戦で勝点がかかった瞬間に失敗しなかった」と評価。そして、「夏の間、ずっとシュートを練習してきました」と告白した久保が「ラ・レアルへの適応が非常に速い」ということを示すゴールだったとも評した。

ソシエダの地元紙『noticias de Gipzukoa』は、今季のソシエダの補強がうまくいき、離脱した選手(主役)を新たな戦力でカバーできていると強調。その中で、久保はアドナン・ヤヌザイの穴を埋める存在として機能しており、彼を含めた新チームが戦術面で豊富なオプションや柔軟性を与えるものと高く評価。4-3-3と4-4-2のフォーメーションを並行利用するチームにおいて、久保を含めた新加入選手や昇格選手たちを「純金の価値がある」と称賛している。

一方、日刊紙『El Confidencial』は、アルグアシル監督がカディス戦後に語った「久保は素晴らしい選手に囲まれている」との言葉に注目。2019年のレアル・マドリー加入以来、まだ果たせていない“成功”を収めるために、これは重要な要素であると指摘。過去のレンタルに出されたチームでは得られなかった理想的な環境に彼があることを、指揮官の「チームは何をしなければならないかを理解し、多くのことをうまくやっている」とのコメントで表わした。

また同メディアは、2019-20シーズンでマドリーからソシエダにレンタル移籍して覚醒したマルティン・ウーデゴーにも言及し、ソシエダが2年契約のはずが1年でこのノルウェー人をマドリーの意向によるレンタルバックで失ったことを振り返り、今回の久保については完全移籍の5年契約を結んだことでその心配がないこと、また今なお50%の所有権を持つマドリーに対しても有利な立場にあることを紹介し、久保が落ち着いた状況でプレーに取り組み、成長できることを示している。

ちなみに、久保とマドリーとの関係性に注目する現地メディアも少なくなく、日刊紙『EL ESPANOL』は「久保がマドリーを去ったのは、クラブからの信頼の有無が理由ではなく、EU圏外枠の問題からである。マドリーは、久保の新天地での成長を待っている」、マドリー専門サイト『Defensa Central』は「ソシエダでは、久保の決定的な爆発が迫っている。そしてマドリーは早くも満足し始めている」と、それぞれが、今なおマドリーが久保に熱視線を送っていることを強調した。

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多方面から、様々な形で注目を集めている久保。この先、ソシエダではヨーロッパリーグも始まり、また11月には日本代表としてカタール・ワールドカップ出場という大きな目標も控えており、コンディション調整ひとつとっても簡単ではないだろうが、この新天地での好スタートで得た勢いを、この先いかに増幅させていけるのか、期待を持って見守りたいところだ。

コメント

  1. 名無し より:

    まだ初戦だろ…

  2. 名無し より:

    リーガ出場経験およそ100試合の若手スター選手だからね。

  3. 名無し より:

    公式でベストイレブンに選ばれてるね
    おめでとう!

  4. 名無し より:

    次が楽しみ。

  5. 名無し より:

    >>1
    メディア名見ればわかるが、地元紙とレアル・マドリー御用メディアがほとんどだからこういう論調になるのは当然と言えば当然
    しかも「誰も予想しなかった新ポジション」というキャッチーな要素もある
    ただ才能ある選手が相応の活躍を見せたのは間違いないので、今後を素直に楽しみにすればいいと思うぜ

  6. 名無し より:

    結果もそうだし、楽しそうにプレーしてたのが良かったな。守備の局面でもチームに貢献する意識が見えたわ。
    しかしアルグアシルのモンハン感すごくね

  7. 名無し より:

    なんでもかんでも否定から入る人間にはなりたくねえな

  8. 名無し より:

    今までは不得意なポジションや低レベルな選手と合わない戦術に合わせて奮闘してたんだから、やっとそのデバフから開放されていざ開幕戦ゴール決めたら期待しか無いのは当然だろ

  9. 名無し より:

    久保自身が、笑顔で楽しくサッカー出来る環境であればいい。
    今までは環境がイマイチかそれ以下だったしな。
    笑顔で楽しくプレイ出来る環境なら、勝手に成長していく。
    少しでも監督や周りにチームメイトに活かされる、信頼されるように、決してラクじゃないけど、頑張って欲しい。
    いつかバルサやタライ回しばかりのレアルを後悔させるときが来るのが楽しみだ(^-^)

  10. 名無し より:

    今まではボール何回触れるかでパス出したらその後は相手ボール、ファウルの嵐
    久保の守備ばっか見なくちゃいけなかったからねぇ
    ボール回す側にいて前線であんなに自由に動き回ってパスが入る入る
    レンタルって鎖も外れて、どんなシーズンになるか楽しみで、見てる人からしたら盛り上がるの必然

  11. 名無し より:

    久保がソシエダでFWとして覚醒しても流石にレアルに居場所はないだろ

  12. 名無し より:

    別にレアル戻る必要ないやろ

  13. 名無し より:

    まあ初戦が良すぎただけに、これから下がる試合もあって手のひらもぎれる日本人も沢山出てくるだろうけど、長い目で温かい目で見守りますよ

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