英メディアが日本代表全選手を採点!「歴史を作ったマッチウィナー」と最高評価を受けたのは? | footcalcio

英メディアが日本代表全選手を採点!「歴史を作ったマッチウィナー」と最高評価を受けたのは?

ワールドカップ

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カタール・ワールドカップでスペイン代表を下した日本代表。イギリス『Daily mail』は、衝撃を与えた全選手たちの採点を行っている。

カタール・ワールドカップでグループEに所属した日本。初戦のドイツ戦の逆転勝利(2-1)で絶賛を集めたものの、続くコスタリカ戦は0-1と敗戦。スペイン戦では勝利が必要な状況だった。大一番では前半からボールを支配されて失点を喫したものの、後半から投入された堂安律が同点弾を奪うと、田中碧が逆転ゴール。2-1でそのまま勝ち切っている。

この結果、勝ち点6で大会屈指の厳しいグループを首位で通過した日本。見事な戦いぶりには各国メディアでは驚きと称賛の声が上がっているが、『Daily mail』は全選手を評価している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9892a978cbb2011551537448b160c35e82666f15

各選手の採点と寸評は以下の通り。

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権田修一:7
「スペインのゴールに関してできることはなかった。後半はディフェンス陣が戦士のようだったが、彼がそれを統率している。必要なときにはセーブも見せた」

谷口彰悟:7
「コスタリカ戦の敗戦後に5人の選手を入れ替えたが、その理由を見事に証明した。前半をスペインが圧倒したにもかかわらず、3バックの一角として権田の守るゴールを見事に支えたのだ」

吉田麻也:7
「スイッチオフの罪悪感(彼だけではないが)。モラタに簡単にゴールを許したが、その後は絶好調。リフレッシュするだろうし、ベスト16でクロアチア戦を楽しみにしているはず」

板倉滉:7
「3バックを構成する最後の1人。日本が主導権を握れなかった前半は悲惨な戦術にも見えたが、シュートを5本に抑え、ゴールを脅かすような攻撃は殆どなかった。他の選手達も見習うべき青写真である」

長友佑都:6
「ハーフタイムで交代に。苦しい前半が続いたが、日本の選手で自分を正当化できる者はいなかったはず。ハーフタイムで交代することで、何かを得る必要があった」

守田英正:6
「45分間はプレーできず、中盤の戦いではコントロールすることもできなかった。日本の勝利に大きく貢献できたわけではない。だが、体を張ったプレーが必要なときは煉瓦の壁と化している」

伊東純也:7
「日本の同点ゴールをアシストするなど、後半は完全にトランスフォームしている。90分という長い間駆け回り、ピッチにすべてを置いてきた」

田中碧:8.5
「マッチウィナー。歴史を作った男。彼にとってなんて素晴らしい夜なのだろう。彼のゴール、三笘薫がクロスを上げる前の場面は幾度となく精査されるだろうが、田中はそんな事気にしない。後半は別格だった」

鎌田大地:8
「1月の移籍市場を騒がす男の、上質な後半。フランクフルトはこの26歳をキープできれば、スター候補を手にすることになる」

久保建英:7
「レアル・ソシエダのアタッカーは静かな前半を過ごした。クロアチア戦ではその輝きを取り戻したい」

前田大然:7
最前線で起用され、そのスペースを生かした62分間でスペインを苦しめた」

堂安律(45分で久保と交代出場):8
「センセーショナルな活躍。彼のゴールは、チームメイト全員に信念を植え付けた。今大会全体を通じて、ベンチメンバーとしては最高のインパクトを与えている」

三笘薫(45分で長友と交代):8
「ブライトンのエースは、スペインを何度も悩ませることに成功した。リーグ戦が再開すれば、プレミアリーグのディフェンダーにとって彼は大きな問題となるはず」

浅野拓磨(62分で前田と交代):7
「日本がリードを広げようと狙う場面で投入。試合は攻撃と守備の時間に分かれていたが、彼は決して守備的なタスクを放棄していない」

冨安健洋(69分で鎌田と交代):7.5
「負傷を抱えていたアーセナルDFだが、出場すると勇敢に守り、ジョルディ・アルバとアンス・ファティに対して何度も決定的な守備を行っている」

遠藤航(87分に田中と交代):なし
「非常に限られた時間で、最後の瞬間を見届ける以外には出番がなかった」

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通算7度目のW杯出場で、W杯優勝国を2つも破る快挙を成し遂げた森保ジャパン。2大会連続の決勝トーナメント進出は初めてだが、まだ見ぬ景色を見れる位置に辿り着くことができるだろうか。
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