日本の“フィジカル”が絶賛される時代がくるとは…走り続けるサムライはW杯の流れを変えた

ネタ・談話

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今回のFIFAワールドカップ・カタール大会のキーワードの1つとなっているのがフィジカルだ。トップレベルの選手たちが魅せるテクニックも見事ではあるが、それ以上にフィジカルの部分が目立っている。

そのトレンドの象徴とも言えるのが日本代表だろう。テクニシャンを揃えるドイツ、スペインを華麗な堅守速攻で撃破しており、日本の選手たちは最後まで足を止めない。過去の日本代表よりもスピード、運動量、パワー、高さ、守備力といった部分が間違いなく向上しており、フィジカルで他国に後れを取る機会はほとんどない。

かつてリヴァプールなどで活躍し、英『BBC』で解説を務めるダニー・マーフィー氏も日本を含む格下チームが起こすフィジカル重視のサプライズに注目している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c8c8c32840bff1dcd77ebd1148737b2e83f22d71

ドイツ、スペインを撃破するサプライズ起こした日本代表

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「今大会ではテクニックだけでなく、体力や身体能力が勝負を決める要素になっているのは明らかだ。それがグループステージで多くのサプライズが起きた主な理由の1つだ。もちろん番狂わせを起こしたチームにも技術力はあったが。日本がドイツとスペインを撃破したゲームやサウジアラビアがアルゼンチンを撃破したゲームなど、フィジカルは下馬評を覆すのに役立った」

「通常はよりテクニックのあるチームがゲームの終盤へかけて相手を走らせて擦り減らし、相手が疲れてくるとスペースが出来てくる。だが、カタールでは違う。格下がサプライズを起こす瞬間が後半にきている。3人から5人に交代枠が増えたことは間違いなく効果を発揮しているね。個人的には5人交代制は好きだし、現代の試合数とインテンシティを考えるれば妥当なルールだと思うよ」

同氏の言葉通り5人交代制は大きい。攻撃の流れを変えることはもちろん、疲労の溜まった選手も交代させやすい。そのぶんスタメン組がスタミナを気にせず走り回ることも可能となり、圧倒的な運動量で強豪を苦しめやすい環境にはなっている。

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今大会を機にトレンドが変わっていく可能性もあり、また1つフットボールは進化する。その波に乗っているのが日本代表であり、やはり格上を撃破するうえで運動量やデュエルの強さは重要だ。トレンドを考えれば、ベスト16まで進んだのも偶然ではないと言える。

コメント

  1. 名無し より:

    前回も走りまくってたし強度は別に負けてなかっただろ高さが足りてなかったけど

  2. 名無し より:

    ドイツWCの時にオージーに後半スタミナ負けして足が止まった所を立て続けに得点されて負けたことを教訓にして走り勝サッカーを身に着けたんやな
    故オシムさんは「走れ、走れ、考えて走れ」だったもんな
    今の日本代表を見たらなんていうかね?
    「やっと足をつらないウサギになったな」とか?

  3. 名無し より:

    フィジカル重視のサプライズってなんだよ
    時計仕掛けの摩天楼みたいな響きしやがって

  4. 名無し より:

    数年前からアンダー世代の国際試合みるとコンタクトプレーや切り替え、スプリントと
    昔と比べるとよくやるようになってるからな
    特にコンタクトプレーなんか海外勢より激しくいったりもするから
    ここらへんの耐性は十分ついているのかも

  5. 名無し より:

    スタミナとスプリントは昔から評価されてたけどな
    フィジカルが=パワーだと思ってる人にはピンとこないだろうけど

  6. 名無し より:

    そもそもドルトムントとインテルのスカウトが日本人選手の特徴を聞かれて、一番始めに挙げたのがフィジカルの強さ
    ドルトムントは香川、インテルは長友が居たわけだけど、その二人がいたチームがフィジカルを評価してるんだよ
    日本のスポーツは時代遅れだから、フィジカル=身長・筋肉ぐらいでしか考えない
    ヨーロッパだと運動量やアジリティなんかも立派なフィジカルで、日本人は10年前には既に評価されてたんだよ
    浅野のドイツ戦のゴールも相手ディフェンダーを抑えながらドリブルしてGKを見ながらのゴールだし、そりゃ強いよ

  7. 名無し より:

    今大会の日本はそんなに走っていない気がするが

  8. 名無し より:

    いや、ザックの時から彼のスタッフは日本のフィジカルに太鼓判をおしていたけど。
    サイズはないが体力、持久力はあると。

  9. 名無し より:

    走行距離の話じゃないだろ
    前田伊東三笘浅野、特に前者二人のスプリント繰り返しがすごすぎる

  10. 名無し より:

    スペイン人のコーチとかは日本人はフィジカルはサッカー向き、よく走れるしサボらないと評判だったからね。
    それに加えて吉田麻也や冨安みたいなサイズとパワーのあるCBも出てくれたからバランスが良くなった。
    個人的にはミラクルレスターの岡崎みたいに、フルタイムじゃなく60分全力で走ってくれという命令を聞いてくれるメンタリティが素晴らしいと思う。
    選手としては点の入りやすいラスト30分前に潰れるまで走るなんて嫌がるからね。

  11. 名無し より:

    ハリルのおかげだな

  12. 名無し より:

    今の日本代表サッカーは序盤からハイプレスかけまくるサッカーの変形だね
    ポゼッション最盛期にチリ代表が驚異の走力で強く印象付け
    同時にスイスも似たようなことしてた
    ナポリが同じことして好成績って流れかな
    日本代表の場合彼らほどのボール奪取は無理だから考えて走る選手が増えたのが
    大きいね

  13. 名無し より:

    >>1
    いや、乾とか柴崎とか身体当てられると耐えられなかったし、スピードで俊足ウィンガーに付いて行ける選手も殆ど居なかった
    だから常に運動量でカバーして数的優位を、って走り続けて終盤スタミナ切れになった
    今回は一対一で負ける選手が殆ど居ないのが前回と大きく違うところ

  14. 名無し より:

    >>7
    ドン引きだからあんまり走らないで済む
    走らされるのは前半2人以上見なきゃいけない鎌田と久保と前田だけ

  15. 名無し より:

    オシム爺ちゃんの系譜だと思うよ。この戦術。割と直系の。
    オシム→ミシャ→森保。
    そして爺ちゃんの「考えて走れ!」が日本代表の日本化につながっていると思う。
    「テクニックがある選手を走れるようにするのと、走れる選手にテクニックをつけるのと、どちらが効率的か。一般的には前者の方が簡単に思われがちだが、走らない選手は本当に走らないのだよ、これが(笑い)」
    爺ちゃん。死ぬほどスプリントできるテクニックおばけがFWにもMFにもDFにもいるようになったよ!

  16. 名無し より:

    >>15
    天国で例の笑顔してるかもね
    ミシャはいい加減座ること覚えろ
    そういえば森保も座らないな

  17. 名無し より:

    >>5
    ヨーロッパではフィジカルってサイズ、パワー、スタミナとかの総称で
    20世紀のうちは主にサイズの事言ってた
    日本だとパワーがメインの意味になってるけど

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