
12月5日に行われたカタール・ワールドカップのラウンド16は、PK戦の末にクロアチアが日本を下してベスト8進出を決めた。前田大然のゴールで日本が先制するも、後半にイバン・ペリシッチの得点で追いついたクロアチアが、PK戦で日本の3人を止めて激戦を制している。
試合後、クロアチアのDFヨシップ・ユラノビッチは、悲しみに打ちひしがれていた前田大然を慰めたことが話題となった。彼らはセルティックのチームメイトだ。泣き崩れる前田と抱擁をかわし、日本代表ストライカーの頭にキスをしたユラノビッチの行動には、世界中で賛辞が寄せられている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6fd5535be6cf3fa1297add32b9899720f887fef
ともにセルティックでプレーするユラノビッチと前田
Josip Juranovic and Daizen Maeda at FT after Croatia knocked Japan out of the World Cup 🫂 🍀 pic.twitter.com/rZifmfF4Rl
— The Celtic Way (@celticway1888) December 5, 2022
「でも、彼のことを思うと悲しくもある。泣いていたからね。サッカーはスポーツマンシップだ。それで彼(の頭)に軽くキスをした。彼は親友なんだ。彼は日本で良いワールドカップを戦った。今夜は彼のことを思うと悲しい。だが、クロアチアのことはうれしいよ。今夜の僕らは歴史をつくった。いずれ子どもたちに素晴らしいことをしたのだと言える」
また、ユラノビッチはPKについて「それがサッカーだ。外すときもあれば、決められるときもある」と表現。前回大会もクロアチアが決勝トーナメントで2度のPK戦を勝ち抜いたことに言及した。
「今回も4年前と同じように、僕らが決勝にたどり着くかもしれないよ」
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— Celtic Football Club (@CelticFC) December 5, 2022