
完全復活へつながるのか――。元日本代表MF中島翔哉(28)が、MF香川真司(シントトロイデン)のおかげで、所属のトルコ1部アンタルヤスポルへのヌリ・シャヒン監督(34)から評価されている。
中島は昨夏に構想外扱いとなっていたポルトガル1部ポルトからの脱出に成功し、アンタルヤスポルへ移籍。デビュー2戦目での一発退場や負傷などもあり、本領を発揮しきれいないが、まだ望みはあるようだ。シャヒン監督はポルトガルメディア「レコルド」のインタビューで、元日本代表10番について語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38d4ff9832a9821878bba38f02dbf77d07f66315
彼は話さない人だなと。普通なら獲得しないだろうけど、ドルトムントで香川とチームメートだった経験がある

中島が契約にこぎつけた経緯については、こう明かす。
「話しかけても、何も話さないんだ。ただ『ハロー』『サンキュー』と言うだけだった。とても礼儀正しいが、シャイだね。ビデオ通話して思ったのは、彼は話さない人だなと。普通なら獲得しないだろうけど、ドルトムントで香川とチームメートだった経験がある。真司も話さないタイプだったけど、適応することを学んだからね」
さらに「相手の文化を理解しなければならない。データ上、中島は良い選手だが、そこだけではないんだ。我々は、とあるワールドクラスの選手と移籍話をしていた。名前を出せば、誰もが契約したがるはず。でも彼と3分ほど話したが、キャリアの幸運を祈るだけで契約せず、中島と契約した。会長が知ったら、狂ってると言うだろうね」とも振り返った。
