
1月27日、英国ではFA杯第4回戦が1試合行われ、日本代表DF冨安健洋(24)が所属するアーセナルはアウェイでマンチェスター・Cと対戦。エリザベス2世崩御の影響でプレミア戦が延期され、今回のカップ戦がプレミア連覇中のチャンピオンとアーセナルの今季初対戦。冨安はこの試合、4-3-3の右SBで先発出場して90分フル出場を果たした。
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激闘の90分だった。ポゼッションはマンチェスター・Cの54%対46%。シュートは8対5。中盤で競り合い、最終ラインが激しく相手の攻撃を潰し合った。
プレミア首位のアーセナルと2位のマンチェスター・CがぶつかったFA杯第4回戦。がっぷり四つと言っていい緊迫した展開の中、冨安はイングランド代表MFジャック・グリーリッシュと対峙。またデビュー・シーズンから怪物振りを発揮しているノルウェー代表FWハーランドとも激しくぶつかり合った。
「気になるところはなくやれています」と冨安。プレミア2連覇中のマンチェスター・Cと90分間戦い抜き、ここに来てやっと怪我の影響がなくなったことを喜んだ。ただし「もうちょっと取りに行く守備をしなくちゃいけないと感じました」と話して、グリーリッシュをはじめ、キープ力の高い選手が揃っているマンチェスター・Cの攻撃陣に対する挑戦状だ。それはもちろん、今季のプレミア優勝を直接争う最大のライバルだからだ。今日の試合も「もちろん勝ちに来た。そういう意味では本当に残念な結果です。今プレミアで1位と2位のライバル関係があり、それは最終節まで続くと思う。勝っておきたかった試合です」と話して、悔しさを滲ませた。
しかし最後に「ホームとアウェイで2試合戦う。リーグ戦ではしっかりと勝たなければならない相手」と語って、FA杯の敗戦をリーグ戦の勝利に変えると誓っていた。