
イタリア『CALCIOMERCATONEWS.com』は3月7日、ユベントスとローマがアーセナルの冨安健洋に関心を寄せていると報じた。イタリアの両クラブを率いる指揮官の名前を見出しに用い、「ジョゼ・モウリーニョとマッシミリアーノ・アッレーグリが勝負」と伝えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2d4f3f0babd06d9c71df5e38b83a8a4c05cc77c
ボローニャ時代からイタリアで高い評価を受けていた冨安

そのため、CALCIOMERCATONEWSは「ミケル・アルテタからしばしばベンチに座らされ、選手はもっと継続的にプレーできるように、シーズン後にロンドンを去るつもりのようだ」と報じている。
「(両クラブは)継続的に状況を監視している。(冨安本人は)イタリアに戻るのを好むだろう。特に欧州カップ戦に出るビッグクラブならなおさらだ。アーセナルと交渉を始めようとするには、欧州カップ戦出場が重要となる」
ローマはセリエAで4位につけ、チャンピオンズ・リーグ出場権を争っている。一方、不正会計問題で15ポイントのペナルティーを科されたユベントスだが、処分への異議を申し立てており、状況は不透明。いずれにしても、現時点でヨーロッパリーグ出場ラインに7ポイント差だ。
ユベントスはベテランのレオナルド・ボヌッチらの去就が不透明とも言われ、何よりも最終ラインの若返りを必要としている。一方、ローマはクリス・スモーリングの退団が騒がれている。
もちろん、仮にアーセナルが冨安移籍の交渉に応じるとしても、安売りすることはないだろう。CALCIOMERCATONEWSは「アーセナルと交渉を始めようとするには、欧州カップ戦出場が重要となる」と報じた。
「彼らは約1800万ユーロ(約25億2000万円)で獲得した。放出には大金を求めるかもしれない」
一方で、『blastingnews』は「2500万ユーロ(約35億円)に近い額でなければ、アーセナルは日本人選手を手放さないだろう」と伝えている。
