
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。親善マッチでコロンビア代表に1-2で敗れた日本代表のDF陣について語った。
コロンビア戦の出場メンバーを10点満点方式で採点した闘莉王氏。まず、右サイドバックで先発した菅原由勢に「5.5点」をつけた。ウルグアイ戦よりも出来が良く、「無難にディフェンスをやってくれたし、攻めてみようという気持ちも見えてきた」と分析して、「これからも見ていきたい」と期待する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2155b0ae823d5b6865062bfff88af3fa5f326a7a
「また、代表に呼んでほしい。呼ばないといけない」
また、日本代表初招集で、左サイドバックを務めたバングーナガンデ佳史扶には「6.5点」と高得点を与える。「良かった」「良いサプライズ、素晴らしい発見。すごく良い選手」と称賛。スムーズなビルドアップの立役者だったうえに、「守備もできる。ポジショニングも良い」と認めた。
さらに、CKのキッカーとしても「得点の匂いを感じた。入りそうな雰囲気が出た」と高く評価。「また、代表に呼んでほしい。呼ばないといけない」と主張した。
一方、センターバック勢には厳しい評価を下した。
キャプテンマークを巻いた板倉滉は、「4.5点」。「ビルドアップは素晴らしかった」としながら、61分にラファエル・サントス・ボレに決勝点を許したシーンを「中にかわされてはダメ」と問題視する。
「縦に行かせて、最後にタックルする。カバーリングが行き過ぎているところがある。そこは修正しないといけない」
また、59分からセンターバックに入った瀬古歩夢は「失点に絡んでいる」として「4点」。「あれぐらいの相手だと、一瞬の隙で持っていかれる」と課題を提示した。
さらに、伊藤洋輝は「3.5点」。軽率なパスミスがあり「安心して見られない。これはちょっと直さないといけない。どこかでスイッチが切れる」と指摘。さらに、「競り合いでも強さを発揮できない。ビルドアップもそこまでじゃない」と手厳しい。
スペースがあってもボールを前に運ぼうとせずに横パスを選択しているとして、「基本の基本ができていない。代表クラスではない」とバッサリ。「直さないといけない」と訴えた。
