
これまで主将を務めてきたFWエデン・アザール(レアル・マドリー)の代表引退を受け、ベルギーは3月にMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)を新キャプテンに任命。副キャプテンにはクルトワとFWロメル・ルカク(インテル)が就任していた。
新主将のデ・ブライネは負傷のため、17日に行われたEURO2024予選のグループF第3節オーストリア代表戦(△1-1 )を欠場。代わってキャプテンマークを巻いたのはルカクだった。これを受け、20日の第4節エストニア代表戦を前に、クルトワが離脱を申し出たという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0c71f9ebb3294ec0929f95ea837932f3e548eb
ベルギー代表GKティボー・クルトワが離脱

一方、クルトワの父親はベルギーのメディアに対し、息子が膝に軽い問題を抱えていたため、レアル側との合意で休ませることが決定されたと言及。だが、テデスコ監督は「父親が言っているように、怪我だと言いたいところだが、嘘はつけない」と、負傷が理由ではないことを明確にしている。
この記者会見後、今度はクルトワ本人がインスタグラムで状況を説明した。「今日の午後、監督の記者会見を聞いて驚いた。オーストリア戦後に私たちが交わした個人的な会話について、偏った主観的な見解を述べていた」とし、次のように主張している。
「ロッカールームに関する問題について監督と話すのは、これが最初でも最後でもないが、誰かが公に話すことを決めたのは、これが初めてだということをはっきりさせたいと思う。私はこのことに深く失望しているが、監督の評価が現実に即していないことを明らかにしたい」
「あの会話で私は、自分の利益のためではなく、過去に私たちを傷つけた状況を避けるために、常に共通の利益を求めて説明し、決断するよう求めた。代表のキャプテンになるかならないかは、気まぐれでも無作為でもなく、彼の決断であるべきで、私はそれを彼に伝えようとした。残念ながら、その目的を達成することはできなかった」
「私は決して何かを要求したわけではなく、この状況に関連するあらゆる状況を明らかにするために、チームメイトのロメル・ルカクと話したのだと主張する。同時に、言われているように、私はチームメイトと同じようなテーマについて話し合ったことはないことを明確にしたい」
さらに離脱の理由についても「昨日の午後、私は右膝に問題があるとして検査を受けた。クラブと代表の医療チームが連絡を取り合い、トレーニングキャンプを離れる決断をするために、全ての資料を検討した」と強調した。
