
ミランはサンドロ・トナーリがニューカッスル移籍に迫っている。クラブへの愛情を示してきた背番号8が退団することになり、経営陣への怒りを露にするサポーターは少なくない。
その怒りを鎮めるには、目玉となる補強が必要かもしれない。だが、以前から獲得が報じられてきた鎌田大地には、そういったスター性がないとの声が寄せられた。
ミラン専門サイト『PIANETA MILAN』によると、ジョバンニ・トラパットーニ監督がバイエルンで指揮を執った際のアシスタントコーチで、デュッセルドルフなどの監督も務めたマッシモ・モラレスが、『Tuttosport』紙でそう話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9850f7c7d02b7d801b00fcac50d33508c1ce83fa
ミラン移籍が近づいているとさせる鎌田

モラレスは鎌田を「トップ下」と評し、「良いフィジカルで、速くはないが、かなりの技術的な才能に恵まれている。良い補強だ。スターではないが、ミランに役立つ補強だよ。アジア市場の注目を引きつけるのにも役立つ」と述べた。
「ただ、現時点で彼は超最高級の選手というわけではない。状況に応じてラデ・クルニッチのようにやり、インサイドハーフをやることができるのではないだろうか。まあ、机上では、私ならシャルル・デ・ケテラーレのほうを好む」
さらに、59歳のイタリア人監督は「好青年と聞いている。だからその点ではミランのスカッドと協調していくのは苦労しないだろう」と続けている。
「ただ、イタリアサッカーを理解しなければいけない。ドイツでは、セリエAでは確実にないスペースがあった。ゴールを決めることにかなり自信があるのは確かだ。アシストもできる。チームにとって重要な選手になれるかもしれない」
「ただ私は、勝者のミランという点で全般的には別の選手を期待する。これまで話してきたように、インテリジェントな取引で、やるべきだ。だが、少なくとも最初は、サポーターはスターを期待するべきではない。だが、カマダは信頼できる選手だ」
