
スペイン1部レアル・ソシエダードが同1部レアル・マドリードが所持している日本代表MF久保建英(22)の保有権50%の買い取りに乗り出す可能性があると、同国メディア「ESTADIO DEPOTIVO」が報じた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/808c80d34d78a1772fae419b317a609f6aca19f8
クラブが久保の100%保有に乗り出す可能性

久保は昨年夏にRソシエダードへ完全移籍。移籍金650万ユーロ(約10億2000万円)と安値だったが、これは契約元のRマドリードが久保の保有権50%を保持したためだ。今後に久保が転売されることがあれば、Rマドリードにも移籍金が配分される。同メディアは現在、久保の契約解除金が6000万ユーロ(約94億2000万円)に設定されていることから「Rソシエダードは3300万ユーロ(約51億8000万円)しか得られない。Rマドリードは2700万ユーロ(約42億4000万円)を受け取る」と現状を説明した。
そこで、同メディアは「全額を手に入れるために、Rソシエダードは交渉し、残されているタケ・クボの経済的権利を取得する必要がある」と指摘。過去にも久保と同じような契約だったFWカルロス・ベラ(現ロサンゼルスFC)の権利50%をイングランド・プレミアリーグのアーセナルと交渉して取得。さらに「FWアレクサンダー・イサク(現ニューカッスル)に関しては(ドイツ1部)ドルトムントに3000万ユーロ(約47億1000万円)で付いていた買い取りオプションを放棄させるため500万ユーロ(約7億8000万円)を支払った」とし、クラブが久保の100%保有に乗り出す可能性を報じていた。
