サウジアラビアのクラブによる爆買いの影響は、セルティックの旗手怜央にまで及んだ。だが、25歳の日本代表MFの目は中東に向いていないようだ。
カリム・ベンゼマ、エヌゴロ・カンテとビッグネームを相次いで獲得したアル・イテハドからの関心が報じられた旗手。この夏、数々の大物を招いている中東クラブの札束攻勢は、クラブや選手にとって抗えないレベルとの声もある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c4f6cf6827d6fe2177ac9cdef92411a498923d0
今夏の去就も注目されている旗手
だが、地元紙『Daily Record』は、「チャンピオンズリーグの魅力や、そこでの活躍でセルティックのトップスターになれることを、彼は知っている。そして彼は夢の移籍が実現するまでグラスゴーにとどまりたいと思っている」と報じた。
「ハタテにとって、サウジは適していない。もちろん報酬は規格外で、注目も集めつつあるかもしれないが、すでに実績のあるエリートクラスの引退前の場のようだ。クリスティアーノ・ロナウドから始まり、ベンゼマ、カンテ、カリドゥ・クリバリなど、いずれも30代の選手たちが後を追っている」
「中東への移籍はその成功への道を揺るがすだけでなく、自分たちのトップ選手がサウジアラビアの富豪のために去るのを見たくないセルティックのファンをいら立たせるだろう」
また、ジャーナリストのAhmed Ragab記者は、独占情報として、旗手の代理人が「レオはまだ欧州にいる。サウジへの移籍はノーチャンスだ」と明かしたと伝えている。
常日頃から上を目ざす発言を繰り返している旗手が目指しているのは、ヨーロッパのハイレベルな舞台でのプレーではなかろうか。