マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が迫っているインテルのGKアンドレ・オナナ。イングランドの名門の新守護神候補に関して、名将や名GKらが称賛してきたことを地元メディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
マンチェスター・Uでは今月、12年にわたって守護神を務めてきたGKダビド・デ・ヘアの退団が決定。5000万ユーロ~5500万ユーロ程度(約78億~86億円)でオナナの獲得を決定的なものにしていることが伝えられている。
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ペップやブッフォン、ノイアーら絶賛
身体能力を活かしたゴールキーピングだけでなく、足下の技術を含めた最後方からのビルドアップ能力に定評があるオナナ。マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は昨季チャンピオンズリーグ決勝のインテル戦の前に、オナナについて「ハイプレスを使うインテルのプレーを鑑みて、オナナはビルドアップ時のポジション取りが並外れているGKだ。本当に、本当に素晴らしい」と絶賛していた。
また、ドイツのレジェンドであるバイエルンのGKマヌエル・ノイアーは過去、「僕はオナナの一番のファンだ」とコメント。イタリアの名GKであるジャンルイジ・ブッフォンも今年5月、「オナナがインテルに相応しいGKであることは最初から明らかだった。サミ―ル・ハンダノヴィッチとポジションを争うのは簡単なものではない。(ミランのマイク・)メニャンとオナナは世界で5本の指に入るGKだ」と称賛していた。
そのほか、スティーブン・ジェラードやリオ・ファーディナンドらイングランドの名手たちも称賛。ジェラードが「彼は10番としてもプレーできるほど(足下の技術が高い)だ。プレッシャーのかかる場面でも常に冷静だ」と語れば、ファーディナンドも「エリック・テン・ハーグ監督のスタイルに適している本物の現代型GKだ。彼はユナイテッドに自信を与え、後方からのプレーにおける力を高めるだろう」と太鼓判を押している。