
ラツィオとの正式契約へ向け3日にローマ入りした日本代表MF鎌田大地について、イタリア人ジャーナリストのアルマンド・フィオレッティ氏がクラブ公式ラジオ『Lazio Style Radio』で見解を示した。
今夏は名門ミラン加入の可能性が報じられたものの破談となり、去就に注目が集まっていた鎌田。そんな元フランクフルトMFは3日、マウリツィオ・サッリ率いるラツィオとの契約へ向けてローマのフィウミチーノ空港へと降り立った。出迎えたファンからも「偉大なカマダ!」などと声を掛けられるなど、大歓迎を受けている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/decd76b4b1665767007d174269399701582e6d13
ラツィオ移籍迫る

そしてクラブ公式サイトのラジオ番組に出演したフィオレッティ記者も、鎌田の獲得を高く評価している。数日前に行われたクラウディオ・ロティート会長と指揮官サッリの会談の成果であると指摘しつつ、サウジアラビアへ移籍したセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの抜けた中盤で活躍が期待される日本代表MFの活躍に太鼓判を押した。
「ロティートとサッリの面会が実を結んだ。ラツィオ入りに近づいているプロフィールは私も非常に気に入っている。(グスタフ)イサクセンはサッリのカルチョに適した選手であるように見えるうえ、国際経験もある」
「カマダについては、完璧な選手だと考える。ミリンコヴィッチと比較して、守備に走り回れるし、テクニックもある。決して悪くないね。(ピオトル)ジエリンスキとよく似たタイプの選手だ。もちろん現時点では、セルジェンテ(軍曹の意味=ミリンコヴィッチの愛称)の方が上かもしれないが、カマダの実力はスタッツから読み取れる」
「日本人選手が仕掛けるカウンターはラツィオにとって有益となるだろう。サッリの戦術への適応という意味で未知数の部分もあり、時間と努力が必要になるだろうが、カマダが我々を失望させることはないと確信している」
Daichi #Kamada è sbarcato a Fiumicino#Lazio pic.twitter.com/Sum3Bc0W3C
— Andrea Iustulin (@iuiu87) August 3, 2023