5日前にベンフィカを撃破し、空に触れた後、再び地に足をつけるには、バジェカスは悪くない場所だった。ラージョの本拠地は数か月前から改修中だが、見た目は数十年前と変わりはない。ピッチとスタンドとの距離が近く、賑やかで活気のある観客の声援も後押しし、実際よりもさらに狭く見える。「海賊の生活は最高の生活だ」とお馴染みのチャントを歌うウルトラスの存在がまたその独特の雰囲気を盛り上げた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95c853d2ea7b0fe2143b05ac0b2e723844c2d800
タケがピッチにいるだけで、ドリブル突破を阻止するために相手にどれだけに多くの予防線を張らせ、威圧感を与えているかを物語っている
一方、ベンフィカ戦で今シーズン、何度目かの輝きを放ったタケ・クボ(久保建英)は当たり前のようにスタメンに名を連ねた。そもそも彼は、環境に左右されにくい選手だ。心身ともにタフで、数日前に大一番を戦ったばかりでも、多少の痛みを抱えていても、世界的に有名なスタジアムでも、バジェカスのように古くて質素なグラウンドでも関係ない。常に自分のやり方でハンマーのように打ち込んで守備網をこじ開け、マーカーをきりきり舞いにする。
この日は、カディス時代に何度か火花を散らしたアルフォンソ・エスピノがその犠牲になった、開始12分、フロリアン・ルジューヌのトラップが甘くなった一瞬の隙を逃さずボールを奪取。ファウルで止めるしかなかったルジューヌのイエローカードを誘発した。
22分には俊敏な動きと巧みなボールさばきでアブドゥル・ムーミンを翻弄。38分には、深くえぐってクロスを送ると、アルバロ・ガルシアに当たってコースが変わったボールはクロスバーを直撃した。
エンドが変わった後半も攻撃をリードし続けた。55分、相手のCKのクリアボールに快足を飛ばして追いつくと、自陣からドリブルで独走。ここでもアルバロ・ガルシアはファウルで止めるしかなかった。
その執拗にゴールへ向かうタケの姿勢が実ったのは66分。ゴール前にクロスを上げると、エスピノが無謀にも腕を伸ばし、主審は迷うことなくペナルティスポットを指さした。これをミケル・オジャルサバルが冷静に沈め、2-1とソシエダは逆転に成功した。
最後の見せ場は77分、アマリ・トラオレのサイドチェンジをオジャルサバルが折り返すと、バウンドしたボールの上がり際をダイレクトでハーフボレー。威力のあるシュートだったが、わずかに枠の右に外れた。
そのわずか3分後、アルグアシル監督はタケに交代を命じた。そして今シーズン何度も目にしてきたように、エースを欠いたチームは、リードを守り切ることができず、後半ロスタイムにベベに同点ゴールを献上した。
ここまで立て続けに同じことが起こると、それはもはや偶然ではないし、不運で片づけることもできない。これは、タケがピッチにいるだけで、ドリブル突破を阻止するために相手にどれだけに多くの予防線を張らせ、威圧感を与えているかを物語っている。
タケがいなくなると、相手はあまり後ろを気にすることなく攻撃に出てくる。その結果が勝利をほぼ手中に収めた中での痛恨の同点被弾だった。
コメント
なおソ
サブの層が薄すぎるのが原因
ただ試合終盤、久保の運動量が落ちてくるのは事実で、なるべく疲労を引っ張らない処置と怪我のリスクを軽減する意味でもイマノルの判断は正解だよ。
また強いところと当たるな
それより問題なのは2点差以上にするゲームが殆ど無い得点力でしょ、1点しかリードが無いのに久保を下げるから痛い目に遭うんだよ。
この試合はアリチョー入れてサディック入れて最後にザハリャン入れてついに決壊した
前線でプレスかける久保オヤルバレネいなくなり攻勢に晒されるとはじき返し続ける力が守備陣にはない
アリチョーは守備下手なりに頑張ってたけど決定機ミスした上に運動量すらないサディックはかなりヤバい
>>3
運動量落ちた久保よりアリチョーのほうが酷いって話やろ。怪我のリスクまで言い出したら、そりゃ下げられるなら下げた方が良いってなるけどさ。
久保に頑丈さを身に着けさせるのが先かアリチョーを始めとした控えに最低限の守備ルール覚えさせるのが先か
後の方が楽だと思うんだが
>>5 2点差以上つけろなんて簡単に言うな 現状ラリーガで20得点してるチームはソシエダ含めた上位5チームのみで得点力はある方だぞ
少しでも休ませて次も使いたいという監督の考えは分かるけど、チーム力がついていけてないな
アホでも分かるよな
アホでもw