
現地11月3日に開催されたセリエAの第11節で、鎌田大地が所属するラツィオは敵地でボローニャと対戦。0-1で敗れた。
前節のフィオレンティーナ戦で途中出場から好プレーを見せ、サポーターからスタメン待望論も出ていた鎌田は、しかし7試合連続のベンチスタート。リードされる展開でも投入されたのは81分で、積極的にボールに絡む動きを見せたものの、インパクトは与えるには時間が短すぎた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/12de30916aba3e8127a344c67331b885164ca9b4
前節のフィオレンティーナ戦では短時間で好プレーを披露した鎌田だったが…

イタリアの『Sky Sport』でコメンテーターを務めたマウリツィオ・コンパニョーニ氏は、鎌田がスタメンで起用されない理由について。次のように発言している。
「カマダはルイス・アルベルトにあまりにも似た特徴を持っており、彼はベンチに入る運命にある」
さらに、「ラツィオの問題は、(監督のマウリツィオ・)サッリがここに来て以来、アンカーを見つけられないことだ。彼らは(ダニーロ・)カタルディと(夏にレンタル移籍した)マルコス・アントニオを試してきたが、期待しているのは、非常に興味深い選手である(ニコロ・)ロベッラと言われている。フィオレンティーナ戦では彼が苦戦しているのを見たが、サッリは明らかに彼のことを高く評価している」と指摘している。
指揮官自身も、開幕当初を行なっていたルイス・アルベルトと鎌田の同時起用についてバランスの難しさを口にしていた。
前者が替えの利かない現状では、日本代表MFの先発出場は簡単ではなさそうだ。