
FIFA(国際サッカー連盟)の代理人で、仲介人も務めるジャンルカ・ディ・カルロ氏が、鎌田大地のラツィオ移籍について舞台裏を語った。地元メディア『CITTACELESTE』が11月3日に伝えている。
昨シーズンに限りでフランクフルトとの契約が満了となった鎌田には、移籍金なしで獲得できる利点もあり、複数の有力クラブが触手を伸ばした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/997a9973d26d27ce787a72f76248b603c669d87e
「日本から帰ってきた時、彼は決めたんだ」

「選手はフリートランスファーで、ミラン、リバプール、ベンフィカ、レアル・ソシエダなど、多くのクラブが彼の獲得に動いた」
そう切り出したディ・カルロ氏は、当初は加入が濃厚視されていたミランと破談になった件について、「ロッソ・ネーリは経営陣を変更し、それまでに締結された合意については白紙になったと私は理解している」と述べている。
「このような状況の中で、ラツィオはこの契約を嗅ぎつけ、側近たちはすぐにそのアイデアを気に入った」
では、なぜ鎌田はラツィオを選んだのか。氏は「彼を待つ技だ。誰もがプレッシャーをかける中で、ラツィオはよく彼を待った。様々な国籍の様々な人々の様々な考え方を知る必要がある。イタリア人はブラジル人や日本人とは異なる。日本から帰ってきた時、彼はビアンコチェレスティ(ラツィオの愛称)に決めたんだ」と明かしている。
