大宮のJ3自動降格圏が確定…4発快勝の清水はJ1自動昇格に王手!

J2・J3・JFL

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明治安田生命J2リーグでは4日、第41節の清水エスパルスvs大宮アルディージャが行われた。

今節を含めて残り2試合となっている2023シーズンのJ2リーグ。勝たなければ21位以下が確定する大宮は、今節中にもJ1自動昇格圏の2位以上が決まる可能性のある清水と対戦した。

■試合結果

清水エスパルス 4-0 大宮アルディージャ

■得点者

清水:チアゴ・サンタナ(2分)、カルリーニョス・ジュニオ(45+6分)、岸本武流(63分)、乾貴士(68分)

大宮:なし

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc526c382713347e0519b916a92290889822f76c

大宮のJ3自動降格圏が確定

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試合は開始直後にいきなり動きを見せる。2分、右サイドの原輝綺からのクロスにチアゴ・サンタナが右足で合わせようとすると一度はブロックに遭う。しかしT・サンタナはすぐさま反応してターンしながら左足を振り抜いてネットを揺らした。清水が先制に成功する。

その後も防戦が続く大宮。前半ATの51分、右サイドからのクロスが流れたところでボックス左のカルリーニョス・ジュニオが確実に流し込んで清水がリードを広げた。

後半に入っても清水は攻撃の手を緩めず。63分には岸本がボックス手前中央から左足で沈め、その5分後には乾貴士が巧みなフェイントから右足でネットを揺らす。

万事休すとなった大宮はそのまま一矢報いることなく試合を終え、0-4の完敗を喫することとなった。

この結果、残り1試合時点で大宮の勝ち点は「39」。少なくとも前節終了時点で残留ラインとなっていた勝ち点44には届かないことが確定し、J3自動降格圏の21位以下が決まった。残留の行方は、J2クラブライセンスを持たないFC大阪がJ3リーグにおいてJ2自動昇格圏で終えられるか否か次第となっている。

勝利した清水は勝ち点を「73」まで伸ばし、今節を終えた3位・ジュビロ磐田との勝ち点差が「1」、今節をまだ終えていない4位・東京ヴェルディとの勝ち点差が暫定で「4」に。最終節をJ1自動昇格圏の2位のまま迎え、勝てば自力で昇格を決められる状況に持ち込んだ。
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