レアル・マドリードが首位奪還!アラベスに苦戦も、試合終了間際にL・バスケスが決勝弾

リーガ

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ラ・リーガ第18節が21日に行われ、レアル・マドリードとアラベスが対戦した。

2シーズンぶり通算36度目のラ・リーガ制覇を目指すレアル・マドリードは、ここまで13勝3分1敗と好成績を残している。だが、快進撃を続けるジローナに首位の座を譲っており、現在はジローナと勝ち点差「2」で2位につけている。そんなジローナは直前に行われた今節のベティス戦を1-1で終えており、レアル・マドリードは今節を勝利すれば首位に浮上して2023年を終えることができる。

一方のアラベスはここまで4勝4分9敗という成績を残して15位につけており、まずは残留争いから抜け出すことが目標だろう。現在はラ・リーガ2連敗中、3戦未勝利と苦しい状況が続いているが、レアル・マドリード相手にホームで白星を飾ることはできるだろうか。

レアル・マドリードはルカ・モドリッチ、ジュード・ベリンガム、ロドリゴらがスターティングメンバー入り。負傷者の数が少ないわけではないが、豪華な面々が先発に名を連ねた。一方のアラベスはアンデル・ゲバラやサムエル・オモロディオンらがスタメンに入っている。

【スコア】

アラベス 0-1 レアル・マドリード

【得点者】

0-1 90+2分 ルーカス・バスケス(レアル・マドリード)

https://news.yahoo.co.jp/articles/dde8c6bc764738f5efb990f7eccf05a6c1559bfa

レアルが土壇場勝利で首位浮上

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試合はキックオフ直後の1分、レアル・マドリードが華麗な連携を見せてゴールを脅かす。右サイドからブラヒム・ディアス、ベリンガム、ルーカス・バスケス、フェデリコ・バルベルデと繋ぎ、ボールは再びB・ディアスの元へ。ペナルティエリア手前まで持ち運び、相手を引き付けて右へ渡すと、ペナルティエリア右へ走り込んだバルベルデが右足を振ったが、シュートはGKアントニオ・シベラに阻まれる。

対するアラベスは8分、敵陣左サイド大外でボールを受けたアブデ・レバシュが内側のスペースへスルーパスを出すと、駆け上がってきたホン・グリディがマイナスへ折り返す。フリーになっていたルイス・リオハが左足で合わせたが、シュートはフラン・ガルシアにブロックされた。

その後は両者決定機らしい決定機を作り出すことなく前半も終盤へ。38分にはペナルティエリア手前左寄りの位置で前を向いたバルベルデが強烈なミドルシュートを放ったが、ここはGKシベラに弾き出される。前半はスコアレスで終了した。

後半に入るとレアル・マドリードにアクシデントが発生。52分、ピッチ中央付近で自陣からのパスを受けようとしたオモロディオンに対して、ナチョ・フェルナンデスが厳しいチェックで寄せに行く。当初はイエローカードが提示されていたものの、OFR(オンフィールドレビュー)を経て判定が変更。レッドカードで退場処分となり、レアル・マドリードは10人での戦いを強いられることとなった。

だが、数的不利となった後もレアル・マドリードは安定感を失うことなく試合を進めていき、75分にはカウンターでこの日最大の決定機を作り出す。自陣中央で前を向いたトニ・クロースが左サイドへ長いボールを送ると、待っていたロドリゴがドリブルを開始。敵陣の深い位置からカットインして右足を振り抜くと、カーブのかかったシュートはわずかに枠を外れた。

このままスコアレスドローで試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、遂に試合の均衡が破れる。レアル・マドリードは左コーナーキックを獲得すると、クロースが右足でインスイングのボールを供給。このボールがボックス内でフリーになっていたL・バスケスの頭にピタリ。ヘディングシュートを沈め、レアル・マドリードが土壇場で先手を取った。

試合はこのままタイムアップ。10人となったレアル・マドリードが勝負強さを見せつける形で、ラ・リーガ2連勝を記録。前述の通りジローナが今節をドローで終えたため、首位に躍り出た。一方、アラベスはこれで3連敗となっている。

これで2023年内のラ・リーガは全日程が終了。次節は年明けの開催となり、レアル・マドリードは1月3日にホームでマジョルカと、アラベスは1月2日に敵地でレアル・ソシエダと、それぞれ対戦する。

コメント

  1. 名無し より:

    怪我人まみれの中でリーグ1位CLのGS全勝で年内終了とか上出来の結果やな

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