実戦復帰の田中碧もキャンプ参加予定か…デュッセルドルフ監督、移籍希望の選手たちをどう扱う？

ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフのMF田中碧が、同ブラウンシュワイクとのテストマッチで実戦復帰を果たし、決勝点をアシストした。ダニエル・ティウーネ監督は今夏に移籍の可能性のある選手たちの扱いについて話している。

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移籍の可能性のある田中碧

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碧の素晴らしいアシストをご覧ください👀#フォルトゥナ | 🔴⚪️ | #田中碧 pic.twitter.com/mTXAehJikb

— フォルトゥナ・デュッセルドルフ (@F95_jp) July 10, 2023

4月に右ひざ側じん帯断裂というケガを負い、プレシーズンも個人メニューが続いていた田中。9日に行われたテストマッチ2試合（1本45分の試合形式）の1試合目のブラウンシュワイク戦にフル出場し、アシストするなど1-0の勝利に貢献。ドイツ紙『ビルト』はそのパフォーマンスを「素晴らしいカムバック」と称賛した。

デュッセルドルフは11日からオーストリア合宿を実施。この合宿には幹部に移籍の希望を伝えているとされる田中、1部昇格組ダルムシュタットと個人合意に至っているとみられるDFクリストフ・クラーラ―も帯同する見込み。ティウーネ監督はそれぞれの扱いについて次のとおり強調した。

「動きがあり、選手たちから変化を求めていることも伝えられている。ただ今は、ここにいるからには個人指導を含めて彼らと働くつもりだ。彼らがどこかほかの場所に行くのなら、最高コンディションでそうしてもらうよ。それについては選手たちみんなと明確な約束がある。結局、彼らは我々と契約を結んでおり、給料をもらっているのだからね。私も彼らがパフォーマンス、意欲を見せてくれることに期待しても良いはずだ」