「鈴木彩艶には満足」パルマ指揮官が日本代表GKに求める課題とは?若手育成には「忍耐と信頼が大事」

鈴木彩艶
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パルマの指揮官ファビオ・ペッキアは、6日のボローニャ戦終了後に記者会見に出席した際、日本代表GK鈴木彩艶らについて自身の見解を語った。

若手を中心としたチーム作りでセリエAへと昇格を果たし、ここまで1勝3分3敗で15位につけるパルマ。6日のボローニャ戦では後半序盤に数的不利に陥りながらも、スコアレスドローへと持ち込むことに成功した。

そんな中でペッキア監督は、今シーズンのセリエAで全7試合に出場し、急成長中の22歳ハンガリー代表DFボトンド・バログについて語る中で、自身の若手育成のカギを明かした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/549e2f914adbe260597c13d58e4c70bc715c5d65

彼のチームへの適応には満足している



「バログについては、他の選手たちと同様に辛抱強く、信頼し、時間を与えている。私のチームは極めて若く、全員に対して同じアプローチをしなければならない。当然、個別に対応しているが、結局のところは選手を信頼し、ミスを犯す時間も与えて寄り添い、成長の過程を見守るという点でいつも話は共通している」

また、バログと同じ22歳のGK鈴木に言及。今夏加入後、ナポリ戦で交代枠を使い切った後に2枚目の警告を受けて退場処分を受けたこともあったが、パルマ指揮官は新加入のGKに理解を示している。

「バログに関して話をしたが、ザイオンについてはさらに異なる。バログは以前から我々の元でプレーしていたが、彼は加入したばかりだ。したがって全て時間とトレーニング、継続性の問題だ。セリエAはチームの成長を後押ししてくれるだけに、それぞれがその過程を加速させていくべきだ」

ペッキアはその上で、日本代表GKが取り組んでいる課題を明かしつつ、これまでの適応状況に満足感を示した。「現在、ザイオンにはボールを持った(ビルドアップでの)展開をかなり求めている。したがって常にプレッシャー下にある。しかし、私は彼のチームへの適応には満足しているよ」と述べた。
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次節、パルマは19日にコモと対戦する。

コメント

  1. 匿名 より:

    この監督凄いな
    「ミスを犯す時間も与えて寄り添い、成長の過程を見守る」って、戦力的にギリギリの中でよくやるわ

    • 匿名 より:

      パルマとしても育てるしかない台所事情だからってのも大きいけどな
      2ndはセリエBでも微妙だったおっさんだし、ザイオンレッドででたけどやっぱ良くなかったし、ザイオンからはポテンシャルは感じるからね

  2. 匿名 より:

    今セリエのスタメンGKだと最年少だよな確か
    期待値込みでも相当凄いな

  3. 匿名 より:

    22歳という若さですでに圧倒的なフィジカルと標準以上のビルドアップ能力があるってだけで大変な逸材だしな。判断力に関しては経験積めばいいだけの話

  4. 匿名 より:

    いい人に巡り会えたな
    外国人の若手を育ててあげるなんて発想皆無の監督多いのに
    真面目さが気に入られてるのか

  5. 匿名 より:

    日本代表としてはありがたい話

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