ディナモ・ザグレブ退団の金子拓郎、新天地はコルトレイクに決定! 藤井陽也と同僚に

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コルトレイクは9日、北海道コンサドーレ札幌からMF金子拓郎が完全移籍加入することを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年間と伝えられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/39bb0077e91239fb9c49b96155391d84b571ac79

金子拓郎がコルトレイクに完全移籍



金子は1997年7月30日生まれの現在26歳。前橋育英高校から日本大学へ進学し、2019シーズンには特別指定選手として札幌でプレー。翌年に札幌へ正式に入団した。加入直後から主力の座を掴み、右サイドの2列目や攻撃的MFを主戦場として活躍。札幌では公式戦通算153試合出場26ゴールを記録し、昨年夏にクロアチア屈指の強豪ディナモ・ザグレブへ期限付き移籍することが発表された。

欧州上陸1年目は、加入直後こそベンチを温めることもあったが、シーズン半ばに差し掛かると右ウイングで不動の立ち位置を築く。最終的には公式戦通算41試合の出場で5ゴール6アシストを記録し、プルヴァHNL(クロアチアリーグ)7連覇だけでなく、フルヴァツキ・ノゴメトニ・クプ(クロアチア・カップ)との国内2冠に貢献。ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)・決勝トーナメントプレーオフ・セカンドレグのベティス戦で同点ゴールを挙げるなど、欧州の戦いでも印象的な活躍も見せたが、6月30日には期限付き移籍期間満了に伴い、ディナモ・ザグレブを退団することが決まっていた。

金子の去就には大きな注目が集まっていたが、新天地はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)のコルトレイクに決定した。コルトレイクは2023-24シーズン、序盤戦から残留争いを強いられていたものの、2部ロンメルとの入れ替え戦を2戦合計5-2で制し、残留が決定。1部で17年目のシーズンを迎えることが決まっている。

なお、今年1月に名古屋グランパスから期限付き移籍加入していたDF藤井陽也、同様のタイミングでカーディフ・シティから期限付き移籍加入していたDF角田涼太朗は、それぞれ主力として1部残留に大きく貢献。藤井に関しては、6月13日に完全移籍への移行が発表されていた。2024-25シーズン、コルトレイクは藤井と金子と2名の日本人選手を擁してシーズンを戦い抜く。
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