アーセナル、リヴァプールとの激闘を制して首位キープ! 冨安はプレミアで今季初のフル出場

冨安健洋プレミア

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プレミアリーグ第10節が9日に行われ、アーセナルがホームにリヴァプールを迎えた。

開幕からここまで絶好調のシーズンを過ごしているアーセナル。プレミアリーグ8試合を消化した段階で7勝を挙げており、1日に行われた第9節、トッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”ではライバルを3-1で撃破した。ヨーロッパリーグ(EL)でもターンオーバーを実施しながら2連勝を記録。リーグ首位の座を譲らないためには、リヴァプール戦での勝利は必須だ。一方、リヴァプールは開幕7試合を終えた段階で2勝4分1敗と、ドローが多いシーズンに。優勝戦線についていくためにも、首位を走っているアーセナルを相手に勝利を掴みたい。

アーセナルは前節のトッテナム戦からスターティングメンバー1名を変更。ふくらはぎの負傷が確認されたオレクサンドル・ジンチェンコがこの試合を欠場しており、左サイドバックのポジションには冨安健洋が起用された。冨安は今季のプレミアリーグ初のスタメン出場となっている。一方、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は直近のチャンピオンズリーグ(CL)・レンジャーズ戦と同じ11名をチョイス。フィルジル・ファン・ダイク、チアゴ・アルカンタラ、モハメド・サラーらが並んでいる。

【スコア】
アーセナル 3-2 リヴァプール
【得点者】
1-0 1分 ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)
1-1 34分 ダルウィン・ヌニェス(リヴァプール)
2-1 45+5分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
2-2 53分 ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール)
3-2 76分 ブカヨ・サカ(PK/アーセナル)

https://news.yahoo.co.jp/articles/17517926cd183256f64edaed191bd7d5b7753aed

アーセナルがリヴァプールを下す

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試合はキックオフ直後、絶好調のホームチームがスコアを動かす。1分、自陣でボールを奪ったウィリアン・サリバから攻撃がスタート。ベン・ホワイトを経由して右サイドのブカヨ・サカにボールが渡ると、縦への持ち運びから中央のマルティン・ウーデゴーアへ送る。前を向いたウーデゴーアが門を通すスルーパスを通すと、フリーで抜け出したガブリエウ・マルティネッリがネットを揺らした。

電光石火のゴールでアーセナルが先制した後は、一進一退の攻防が続いたものの、30分にはリヴァプールにビッグチャンス。右サイドに流れたダルウィン・ヌニェスがアーリークロスを送ると、下がりながら対応したサリバがボールに反応。これはアーセナルのゴールに向かったものの、GKアーロン・ラムズデールの反応でオウンゴールとはならなかった。さらに32分には右サイド開いた位置で受けたサラーが巧みなドリブルでボックス内に侵入。得意の左足で狙ったものの、シュートはわずかに枠を外れている。

徐々にリヴァプールが得点の匂いを漂わせると、34分に再びスコアが動く。トレント・アレクサンダー・アーノルドのフィードがアーセナルのガブリエウ・マガリャンイスに当たってこぼれると、このボールにルイス・ディアスが反応。右に流れてグラウンダーのクロスボールを送ると、最後はヌニェスが押し込んだ。プレミアリーグ開幕戦以来となるヌニェスのゴールで、リヴァプールが試合を振り出しに戻している。

42分にはリヴァプールにアクシデント。L・ディアスがケガでプレー続行不可能となり、ロベルト・フィルミーノとの交代を強いられる。それでも前半残り時間はリヴァプールが試合の主導権を握ったが、前半アディショナルタイムにアーセナルのカウンターアタックが炸裂。自陣深い位置でガブリエル・ジェズスがボールを奪うと、左サイドのマルティネッリへ。縦突破でボックスに侵入したマルティネッリは切り返しから右足でグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドでフリーになっていたサカが流し込む。前半のラストプレーでアーセナルが勝ち越しに成功し、試合はハーフタイムに突入した。

後半に入ると再びリヴァプールが同点に追い付く。敵陣中央でボールを引き出したディオゴ・ジョッタが最終ラインの背後にスルーパスを送ると、反応したのはフィルミーノ。左足でネットを揺らし、リヴァプールが反撃の狼煙を上げた。

その後はホームチームのアーセナルが攻撃の回数を増やし、リヴァプールのゴールに襲いかかったものの、なかなかゴールを奪うことができない。それでも73分、ゴール前のルーズボールを拾いながら何度もシュートまで持ち込むと、その流れの中からボックス左でボールを受けたジャカが低いクロスボールを供給。反応したジェズスがチアゴのファウルを誘い、PKを獲得した。このPKをサカがゴール左下に決め、アーセナルが三度勝ち越しに成功している。

その後はリヴァプールも反撃を試みたものの、これ以上の得点は生まれず。試合はこのまま終了し、アーセナルがプレミアリーグ3連勝を飾った。冨安はフル出場を果たしている。一方、リヴァプールは前節ブライトン戦に続いて勝ちきれず、3試合連続白星から見放されている。


公式ハイライトはこちら→https://youtu.be/oF4ugoJKMS4

次節、アーセナルはミッドウィークのELを挟み、16日に敵地でリーズと対戦する。一方、リヴァプールは敵地でのCLを戦った後、16日にマンチェスター・Cをホームに迎える予定だ。

コメント

  1. 名無し より:

    PK時のサカが頼もしかったな
    ボール持って離さないって感じで、まだまだ若いのにストライカー的な意思を感じだ
    てかここまでリバプール相手にボール持てるとは思わなかった。サラーが何もしてなくて途中交代しちゃったけど、4231のサイドハーフだと持ち味全然出ないね

  2. 名無し より:

    CLどころか優勝も狙えるの凄いな

  3. 名無し より:

    ボトムハーフのクラブが現在首位のクラブに勝てる訳ねえわな

  4. 名無し より:

    >>2
    シティとリバポじゃ格が違うよ
    あんまり調子に乗らない方がいい

  5. 名無し より:

    シティっていうかハーランドを抑えられれば本物やね

  6. 名無し より:

    >>5
    その基準だと何もかも偽物になってしまうからやめろw

  7. 名無し より:

    あのタイプのウィングとだったら冨安は右でも左でも関係なく連携とれるんだな。
    日本代表でも左SBで使えるね。正直長友も中山も守備面はともかく、攻撃面では久保とも三笘とも連携取れてない。
    ドイツ・スペイン相手だと攻撃面あんまり考えてる余裕ないからCBに冨安置くのが正解なんだろうけど。

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