C・ロナウドが今季プレミア初得点、アントニーは3戦連発! マンUがエヴァートンに逆転勝利

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プレミアリーグ第10節が9日に行われ、マンチェスター・Uが敵地でエヴァートンと対戦した。

マンチェスター・Uはプレミアリーグ4連勝と良い時期を過ごしていたものの、2日に行われた第9節マンチェスター・C戦で3-6と大敗。その後のヨーロッパリーグ(EL)・オモニア・ニコシア戦では先制を許す苦しい展開となったものの、途中出場のマーカス・ラッシュフォードの活躍もあって3-2で白星を掴んだ。“マンチェスター・ダービー”のショックを払拭するためにも、負けられない敵地でのエヴァートン戦に臨む。一方、エヴァートンはプレミアリーグ2連勝中。第2節アストン・ヴィラ戦以降は負けがなく、良いチーム状態で“赤い悪魔”をホームに迎えることとなった。

マンチェスター・Uは直近のオモニア・ニコシア戦からスターティングメンバーを3名変更。左サイドバックには2連敗を喫した第2節ブレントフォード戦以降スタメンを外れていたルーク・ショーが先発復帰。オモニア・ニコシア戦で途中から出場し2得点を挙げたマーカス・ラッシュフォード、1得点を挙げたアントニー・マルシャルもスタメンに入っている。一方、エヴァートンは前節のサウサンプトン戦からスタメン1名を入れ替えてこの試合に臨んだ。

【スコア】
エヴァートン 1-2 マンチェスター・U
【得点者】
1-0 5分 アレックス・イウォビ(エヴァートン)
1-1 15分 アントニー(マンチェスター・U)
1-2 44分 クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・U)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ded2c5cf3961421a98033c46d56e0df1c54a4568

C・ロナウドとアントニーのゴールでマンUが逆転勝利

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試合の均衡は序盤に破れる。5分、敵陣でアマドゥ・オナナがカゼミーロからボールを奪うと、ルーズボールを拾ったデマレイ・グレイがボールを持ち運ぶ。グレイからの横パスを受けたアレックス・イウォビが右足を振り抜くと、狙い澄ました一撃がゴール右へ突き刺さる。ホームチームのエヴァートンが先手を取った。

それでもマンチェスター・Uは即座に試合を振り出しに戻す。15分、マルシャルのスルーパスに反応したアントニーが左足でネットを揺らした。アントニーにとってはプレミアリーグデビューとなったアーセナル戦から3試合連続のゴールで、これはマンチェスター・U史上初の記録となっている。

勢いに乗って逆転といきたいマンチェスター・Uだったが、29分にはアクシデント。マルシャルが負傷の影響でプレー続行不可能となり、代わってクリスティアーノ・ロナウドがピッチへ送り出された。今季ここまでプレミアリーグでノーゴールとなっているC・ロナウドだったが、44分に躍動。カゼミーロのパスから左サイドを駆け抜け、ボックスに侵入してから左足で流し込んだ。マンチェスター・Uが逆転に成功して、ハーフタイムに突入した。

後半に入るとスコアは動かないまま時間が経過。エヴァートン、マンチェスター・Uともにシュートチャンスを増やしたものの、なかなか枠内に飛ばすことができない。すると81分、マンチェスター・UはGKダビド・デ・ヘアからのゴールキックにC・ロナウドが頭で反応。ボールを受けたラッシュフォードは自ら持ち運んでペナルティエリアに侵入し、最後はGKをかわして無人のゴールへ流し込んでいる。マンチェスター・Uが試合を決定付けたかに思えたが、ラッシュフォードのハンドが確認されて得点は認められなかった。

試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・Uがプレミアリーグ2試合ぶりの白星を掴み取った。一方、エヴァートンは悔しいプレミアリーグ7試合ぶりの黒星となっている。

次節、マンチェスター・UはミッドウィークのELを挟んで、16日にニューカッスルをホームに迎える。一方、エヴァートンは15日に敵地でトッテナムと対戦する予定だ。
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